「若尾文子映画祭」6月開催、「青空娘」「妻は告白する」などの4K版初披露
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「若尾文子映画祭 Side.A & Side.B」ポスタービジュアル
「若尾文子映画祭 Side.A & Side.B」が6月6日から東京・角川シネマ有楽町ほかで順次開催される。
1933年に東京で生まれ、1952年公開の「死の街を脱れて」で本格スクリーンデビューを果たした俳優・若尾文子。増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する映画監督と組んできた。5年ぶり3度目となる「若尾文子映画祭」では、“明るく純粋な若尾”の姿を楽しめる「Side.A」、“濃厚な若尾”を見られる「Side.B」に分けてプログラムが組まれる。「Side.A」は「青空娘」「最高殊勲夫人」の4K版、「Side.B」は「妻は告白する」「清作の妻」の4K版がそれぞれ目玉作品だ。4K版は4本とも今回が初披露となる。
ポスターも2種到着。「Side.A」は若尾が逆境に負けない少女を演じた「青空娘」、「Side.B」は夫殺しの容疑者となった妻に扮した「妻は告白する」のカットが使われた。
「Side.A」は6月6日から19日、「Side.B」は6月20日から7月3日にかけて角川シネマ有楽町で実施。6月21日からは大阪のシネ・ヌーヴォほか全国で順次開催される。
若尾文子映画祭 Side.A & Side.B
2025年6月6日(金)~7月3日(木)東京都 角川シネマ有楽町
※「Side.A」は6月6日から19日、「Side.B」は6月20日から7月3日まで。6月21日以降大阪のシネ・ヌーヴォほか全国で順次上映
Side.A 上映作品
- 青空娘 ※4K版、初披露
- 最高殊勲夫人 ※4K版、初披露
- 浮草(4K版)
- お嬢さん(1961年)
- 女の勲章
- 女は二度生まれる(4K版)
- からっ風野郎
- 祇園囃子
- 死の街を脱れて
- その夜は忘れない
- 永すぎた春
- 新妻の寝ごと
- 日本橋
- 花嫁のため息
- 閉店時間
- 螢の光
- 雪之丞変化(4K版)
- 長崎の歌は忘れじ
Side.B 上映作品
- 妻は告白する ※4K版、初披露
- 清作の妻 ※4K版、初披露
- 赤い天使(4K版)
- 赤線地帯(4K版)
- 刺青(4K版)
- 越前竹人形
- 「女の小箱」より 夫が見た
- 雁の寺(4K版)
- 傷だらけの山河
- 婚期
- 砂糖菓子が壊れるとき
- しとやかな獣(4K版)
- 爛(ただれ)
- 女系家族
- 華岡青洲の妻 ※4K版
- 不信のとき
- 卍(まんじ)(1964年)
- 夜の素顔
©️KADOKAWA