Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 新メンバーを加え、気持ちも新たに贈る! DIAMOND☆DOGS presents『White Valentine Show 2025 connect』

新メンバーを加え、気持ちも新たに贈る! DIAMOND☆DOGS presents『White Valentine Show 2025 connect』

ステージ

インタビュー

チケットぴあ

続きを読む

フォトギャラリー(2件)

すべて見る

2023年11月、20周年を機に活動休止に入ったDIAMOND☆DOGS(以下D☆D)だが、2024年6月より「第3章」をスタート。オーディションを経て「Team Novel」の5名が加わった新体制のもと、2025年3月26日にD☆Dの代名詞ともいえるシリーズの最新作、『White Valentine Show 2025 connect』が幕を開ける。新たな一歩を踏み出したD☆Dのキープレイヤー3人、東山義久、和田泰右、Homerに再始動作品へかける思いを聞いた。

――公演に対する意気込みを教えてください。

東山 11人での作品作りも、Homerが作・演出・振付を務めるのも初めて。次に繋がるD☆D第3章の幕開けになれば良いなと思っています。

Homer ワクワクドキドキしながらお稽古しています。White Valentine Showはシリーズものでもあるので、D☆Dがこれまでやってきたこと、Team OriginalとTeam Novel、全てが繋がるような作品にしたいです。

和田 今まではプロデューサーがテーマを与えてくれていましたが、今回はテーマも自分たちで話し合って決めました。より一層の責任感を持って取り組む公演になっています。

――構成や内容について、ネタバレにならない範囲で教えてください。

Homer 一幕もので、一部はリーダー(東山)扮する戯曲家が手紙をもとにストーリーを描くダンスアクト。僕らは戯曲家が伝えたい喜怒哀楽を身体表現で見せる細胞のような存在です。日頃から支えてくださっている方、見にきてくださる方へ、我々からのお手紙を届けるようなストーリーになっています。二部はD☆Dらしいライブショー。いつもお世話になっている木野村(温子)先生が素敵な振付をしてくださり、音楽はTAKAさんに加えてサカノウエヨースケさんにも入っていただきました。いつもと違う色や楽曲もありますし、エモーショナルな絡みもあります。

和田 歴代楽曲のリメイクもあって、同じ楽曲でも全然違う見え方になっています。僕らも発見があるので、以前からのお客さまも初めて見てくださる方も同じくらいの熱量で見られると思います。

東山 久しぶりに聴いた曲もありますが、音楽が鳴ったらその時のメンバーや振付を思い出す。20年間やっているメンバーは僕しか残っていないので、“繋げる”ということに必死でした。でも、今は泰右が会社の代表になってくれ、今回はHomerが演出・振付・構成をしてくれて、中塚(皓平)が参謀として支えてくれている。一部のダンスアクトで表現したいテーマ(connect)が稽古の中でも見えて、微笑ましかったり愛おしかったりします。

Homer 二部ではそれぞれのカラーを出すことに加えて、懐かしい音楽をこのメンバーでやったら、というのもあるし、我々らしいクラシカルで熱いところもあります。

東山 盛り上がるだけじゃなく締める部分があるのはD☆Dらしい構成。二部はお兄さんチームの新曲もあるので、いい見せ場になるかなと思っています。

和田 僕らが一番楽しんでいる日替わりシーンはお客さまも楽しみにしてくださっていると思います。11人がどうふざけるかにも注目してください。

一同 (笑)。

東山 かっこいいだけじゃないのが良さだよね。

左から和田泰右、東山義久、Homer

――リーダーの東山さん、演出を担うHomerさん、プロデューサーも担当する和田さん、それぞれから見た注目ポイントはどこでしょう。

和田 よく知っているからこそ、新しい色を出す難しさも痛感しています。でも、仲間がいるので自分が表現したいものを徐々に作れていますね。

東山 D☆Dの活動休止中はインプットのためにいろいろな公演に出演させていただいていました。外の公演は良くも悪くもプロの集まりで、終わったら「いつかまた会おう」という点の繋がり。D☆Dは点でも線でもなく、共通の地平のような面として続けてこられたのが誇りだし、改めてすごい経験をさせていただいていると感じます。パフォーマンスはまだまだなところもあるけど、Novelのみんながイキイキとしているのを見ていると嬉しい。お互いにリスペクトして臨んでほしいですし、そのチーム感が今回のポイントかもしれません。

Homer リーダーが言ったことにつきますが、一部のストーリーがすべてに繋がっている部分がある。僕らが提示するものとお客さまから感じるものがリンクした時に作品が完成すると思います。

――現時点で、お稽古の進捗や手応えはいかがでしょう。

Homer リーダー筆頭に知恵が集まっていて、いいものがたくさん出てきているので、さらに精査する責任は感じています。Novelにはメインを張るのが初めての子もいるのでしっかり育てたいですね。でも新鮮さは残したい。

和田 パフォーマンスもそうだけど、稽古や公演に対する取り組み方も伝えていかなきゃいけない。備品や稽古場の使い方などを(廣瀬)真平が教えているのは新鮮ですし、積み重ねが大事だと改めて教えられている気がします。

東山 みんな教えられて育ってきたからね。Novelのみんなもそうで、未熟な部分はあっても悪気はまったくない。

和田 知らないですからね。一つひとつ伝えていかないと。

Homer 稽古に入ってからは彼らがやりたいことを伝えてくれたり、自分の色を提示してくれていたりして、すごく良いなと感じます。部分的に彼らに振付を任せているんですが、今までのD☆Dにない色が出ている。成長が見える素敵な時間になっています。

――Team Originalの皆さんがTeam Novelのみなさんから刺激を受けたこと、それによって変わったことはありますか?

東山 今までの関係性に、自分たちで選んだ5人が入った。真平がちょっと先輩になったとか、泰右が最初に来て最後までいるようになったとか、Homerがディレクターの席でずっと考えているとか、景色が変わったのが嬉しいし、大人になったんだなあと思います。僕が一番変わってないかも。

和田 一番ふざけてますもんね(笑)。楽しませようという姿勢がずっとぶれない。

東山 彼らがいることで、今まで以上に責任が増えた。いい意味でピリッとしています。

Homer 確かに、Novelを見ていると責任感はすごく感じます。注意するからには自分もちゃんとしないといけないし。

和田 背中を見せないとね。

Home 彼らとだからできるナンバーもあって、いい発見があるし、やりたかったことができているし、一緒にいるからこそ見せつけなきゃいけない。僕らも責任感を持って挑みたいです。

取材・文・撮影/吉田沙奈

<公演情報>
DIAMOND☆DOGS presents
『White Valentine Show 2025 connect』

日程:2025年3月26日(水)~30日(日)
会場:博品館劇場

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/dd-wvs2025/

フォトギャラリー(2件)

すべて見る