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“B&ZAIの本髙克樹”“研究者”として一歩前進するきっかけに、「シークレットライフ」開幕

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舞台「シークレットライフ - Secret Life of Humans -」より。©️ALC/シークレットライフ2025 撮影:岩田えり

舞台「シークレットライフ - Secret Life of Humans -」が、昨日3月28日に東京・シアタートラムで開幕。これに先駆け、同日に取材会が行われた。

「シークレットライフ」は、イギリスの劇作家デイビッド・バインが、ジェイコブ・ブロノフスキー著「人間の進歩」と、ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」からインスピレーションを受けて創作し、2017年に初演された作品。今回は小田島創志の翻訳、大河内直子の演出で同作が立ち上げられる。

取材会には、本髙克樹、山谷花純、須賀貴匡、実咲凜音、髙橋洋が出席。イギリスの統計学者ブルーノ・ブロノフスキーの孫ジェイミー役の本髙は「本作の出演オファーをいただいたときは7 MEN 侍というグループに所属していたのですが、稽古開始と同じタイミングでB&ZAIという新グループに所属することが発表されました。B&ZAIの本髙克樹としての第一歩となるような作品にできればと思っています」と意気込みを述べると共に、「ジェイコブ・ブロノフスキーが研究していたオペレーションズリサーチという分野は、僕自身の研究テーマでもあるので運命を感じました。今回は演者としてだけでなく、オペレーションリサーチの監修としても本作に携わらせていただいています。また先日、オペレーションリサーチに関する自分の英語論文が国際ジャーナルに掲載されることが決まり、研究者としても一歩前進することができたのではと思っています」と強いまなざしで語った。

体調不良のため降板した朝倉あきに代わり、大学講師のエイヴァ役を務める山谷は「3月の頭あたりに出演のお話をいただき、今日まで無我夢中で走ってきました。エイヴァというキャラクターと一緒に、最後の最後までこの作品を追求し続けられたら」とコメント。ブルーノの同僚ジョージ役の須賀は「座長(本髙)をはじめ、優秀な俳優さんたちから刺激を受け、日々稽古をしてきました。自分自身これからも俳優として成長できるように努めたいと思います」と抱負を語る。

ブルーノの亡き妻リタ・ブロノフスキー役の実咲は「ストレートプレイの作品に出演するのが初めてで、不安な気持ちもあったのですが、今回の作品を通して、言葉を届けることの大切さを改めて学ばせていただいております」と心境を明かし、ブルーノ役の髙橋は「『シークレットライフ』は難しい作品だと感じられるかもしれないのですが、我々と一緒に1つひとつ作品を紐解いていっていただけたらと思います」と観客にメッセージを送った。

上演時間は約1時間45分。東京公演は4月13日まで行われ、その後、4月18日から20日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。

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