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文学座「肝っ玉おっ母とその子供たち」に西本由香「生きている限りは、前へ、前へ」

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文学座 アトリエ本公演「肝っ玉おっ母とその子供たち」チラシ表

文学座 アトリエ本公演「肝っ玉おっ母とその子供たち」が、5月2日から18日まで東京・文学座アトリエで上演される。

これは、ベルトルト・ブレヒトの戯曲「肝っ玉おっ母とその子供たち」を、西本由香の上演台本・演出で立ち上げるもの。戦場から戦場へと商いをして回っている肝っ玉おっ母ことアンナ・フィアリングを寺田路恵が演じるほか、本作にはカトリン役で太田しづか、アイリフ役で成田次郎、スイスチーズ役で武田知久、従軍牧師役で大滝寛、イヴェット役で山崎美貴、大佐 ほか役で小林勝也、曹長 ほか役で沢田冬樹、料理人 ほか役で上川路啓志、農婦 ほか役で日景温子、見習い士官 ほか役で村上佳、兵器係 ほか役で比嘉崇貴が出演する。

上演に向け、西本は「終わらない戦争と同時代を生きている今、こうして芝居を作ることがどこまで誠実な行為であるのか、改めて問われている気がします。『肝っ玉お母』ことアンナは戦争によって食い扶持を稼ぎながら、戦争によって子供を失ってしまう、その矛盾した姿と並走して、私たちはどこまでたどり着けるのか。言うまでもなく作家ブレヒトはとっくに死んでしまいました。それでも私たちにこの作品を残してくれました。私たちは何を手渡せるのか。いずれ土に還るからには。生きている限りは、前へ、前へ、進むしかないのでしょう」とコメントした。

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※初出時、人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。