「タクシー運転手」「ソウルの春」が特別上映、「1980 僕たちの光州事件」公開記念で
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「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」場面写真
映画「1980 僕たちの光州事件」が公開されることを記念し、韓国の民主化を題材とした2作品が東京・シネマート新宿で特別上映。「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」が4月6日、「ソウルの春」が4月10日にスクリーンにかけられる。
光州事件を背景とする「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」は、反政府デモ弾圧の真実を追い求めたドイツ人記者ピーターと、彼をソウルから光州へ乗せるタクシー運転手マンソプの物語。マンソプをソン・ガンホ、ピーターをトーマス・クレッチマンが演じた。
「ソウルの春」では、1979年の韓国大統領暗殺事件を受け、独裁者の座を狙う保安司令官チョン・ドゥグァンと、彼の暴走を止めようとする首都警備司令官のイ・テシンが対立するさまがつづられる。チョン・ドゥグァン役にファン・ジョンミン、イ・テシン役にチョン・ウソンが起用された。
鑑賞料金は一般・大学生が1300円。チケットの詳細はシネマート新宿の公式サイトで確認してほしい。
なおカン・スンヨンが監督・脚本を担った「1980 僕たちの光州事件」は、4月4日に全国公開。同作では、念願だった中華料理屋を開店した家族が幸せを権力に踏みにじられていく様子が描かれる。カン・シニル、キム・ギュリ、ペク・ソンヒョンらがキャストに名を連ねた。
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