月城かなと「白雪姫」ヴィランソングを語る「女王の力強さを歌で表現出来たら」
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ディズニー実写映画「白雪姫」より、プレミアム吹替版で月城かなと演じる女王が歌うヴィランソング「美しさがすべて」の特別映像がYouTubeで公開された。
美しさと権力に執着する女王が支配している王国で、雪のように純粋な心を持った白雪姫が仲間たちとともに奇跡を起こすさまを描いた本作。白雪姫にレイチェル・ゼグラー、女王にガル・ガドットが扮した。
白雪姫の“本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うこととなる女王。そんな女王の大きな見せ場であるミュージカルシーンで登場するのが、劇中歌「美しさがすべて」だ。同曲について月城は「ツンと澄ましているだけではない女王のキャラクター性が表れている曲。見た目の美しさ、隙のなさ、内に秘めたもっと権力が欲しいという欲望、人を見下しているようなところもあれば、心の底から軽蔑しているかのようなどろどろしているところもある……女王の様々な面が表現されています」と語る。また「ガル・ガドットさんの演技を観て、女王は見た目の美しさだけではなく、美しさで手に入る権力がほしいのだと感じました。力を持っている自分こそが美しい、だからこそ自分の意見を押し通すそうとする女王の力強さを歌で表現出来たら良いなと思いました」と述べ、「“このセリフで表現しようとしたことは何だろう。セリフ以上に込めたかった想いは何だろう”と、普段映画を観ているだけじゃ考えないような深いところまで自分なりに噛み砕いて演じました。難しかったですが、“やって良かった”と思います。俳優人生の中で今後も活かせる経験になったと思います」と伝えた。
公開初日には、プレミアム吹替版で白雪姫を演じた吉柳咲良とともに劇場で本作を鑑賞したという月城。お気に入りのシーンは「美しさがすべて」の中の「“これぞ、ミュージカル”と感じるようなSEが入った後の歌い出しと、ところどころに入るセリフ調のシーン」だそう。「“そんなバカげたこと”という歌詞の部分では、人を見下す感じではなく、あえて自分自身が馬鹿げたふりをしながら歌うシーンがあるんです。その後に、“あるわけない”とバッサリと全否定する。女王らしさが出ているシーンだと思うので、是非注目してほしいですね」と呼びかけた。
マーク・ウェブが監督を務めた「白雪姫」は全国で公開中。
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