ペドロ・コスタが自ら監修、「血」「溶岩の家」「骨」4Kレストア版が劇場初公開
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「血(4Kレストア版)」場面写真
ペドロ・コスタの初期作品を上映する企画「ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997」が、5月24日より東京・ユーロスペースほか全国で順次行われる。
本企画では、コスタが自ら監修した3作品の4Kレストア版が劇場初公開される。長編デビュー作「血」をはじめ、看護師が病人の男に付き添って彼の故郷カーボ・ヴェルデに向かうさまを描いた「溶岩の家」、ポルトガル・リスボン郊外のスラム街であるフォンタイーニャス地区に住む人々の姿を映し出す「骨」がラインナップされた。
加えて2作品が特別上映。「骨」に出演したヴァンダ・ドゥアルテとその家族、再開発が進む街を捉えた「ヴァンダの部屋」、その6年後に製作され、アフリカからの移民ヴェントゥーラが新しい集合住宅と貧民街を行き来するさまを収めた「コロッサル・ユース」もスクリーンに。この2作品は2Kレストア版となる。
「ペドロ・コスタ はじまりの刻 1989-1997」の配給はシネマトリックスが担う。
ペドロ・コスタ はじまりの刻 1989-1997
2025年5月24日(土)~ 東京都 ユーロスペースほか
上映作品
- 血(4Kレストア版)
- 溶岩の家(4Kレストア版)
- 骨(4Kレストア版)
- ヴァンダの部屋(2Kレストア版)※特別上映
- コロッサル・ユース(2Kレストア版)※特別上映