欲望と搾取の関係描く、KPR/開幕ペナントレース「ずるずると、Y鶴(仮名)」
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KPR/開幕ペナントレース「ずるずると、Y鶴(仮名)」チラシ表
KPR/開幕ペナントレース「ずるずると、Y鶴(仮名)」が4月23日から27日まで東京・小劇場楽園で上演される。
本作は、村井雄が日本の民話「鶴の恩返し」を原作に作・演出を手がけた舞台作品。“欲望を前に搾取されない者はいない”というキャッチコピーが付いた本公演は一人芝居となり、G.K.Masayukiと高崎拓郎がWキャストで出演する。チラシには「資本主義における搾取問題は語られて久しいが、未だに私達は資本主義の自由を手放せないでいる。それは同時に欲望を手放せないという事である。登場人物である『おTう(仮名)』はまた新たな『Yひょう(仮名)』と恋に堕ちるのだろう。『Yひょう(仮名)』もまた新たな『おTう(仮名)』と恋に堕ちるのだろう。繰り返される欲望を前に搾取されない者はいないのである」という村井のコメントが掲載された。
なお、4月26日19:30から当日カンパ制、要予約のトークショー「面白と快楽、そして純白のテキスタイル」が開催され、僧侶で劇作家の上杉清文が劇作・演出家の川村毅と対談する。
%play_3565_v1%※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びします。