劇団四季「バック・トゥ・ザ・フューチャー」幕開けにボブ・ゲイルが感謝「仲間たちに敬意を表します」
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劇団四季 海外新作ミュージカル「バック・トゥ・ザ・フューチャー」初日カーテンコールより。手前左からジョン・ランド、グレン・バラード、ボブ・ゲイル。(撮影:荒井健)
劇団四季 海外新作ミュージカル「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が昨日4月6日に東京・JR東日本四季劇場[秋]で開幕した。
本作は、監督をロバート・ゼメキス、脚本をゼメキスとボブ・ゲイルが手がけ、1985年に公開されたSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をもとにしたミュージカル。2020年にイギリス・マンチェスターでプレビュー公演が行われ、2021年にイギリス・ロンドンのウエストエンドで開幕、その後2023年から今年1月までアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで上演された。
初日公演のカーテンコールには、原作映画の脚本に続いてミュージカル版の台本も担当したゲイルをはじめ、作詞・作曲のグレン・バラード、演出のジョン・ランド、グローバルプロデューサーのコリン・イングラムが登壇した。
ゲイルは、2006年から「バック・トゥ・ザ・フューチャー」舞台化を計画していたことに触れて、「この計画は多くの拒絶にあい、成功までに14年間もの時間を要しました。夢を実現するには、時に多くの拒絶に立ち向かう、内なる力が必要です。このショーを成功させるためにたくさんの人々、そして劇団四季の皆さんが苦難の道を歩んできましたが、それが今日ここで報われました。この夢を実現させた仲間たちに敬意を表します。そして観客の皆さんも、どんな夢であれ、決して諦めないでください。お互いに愛を持って、応援しあえば、夢がかなうかもしれませんから」とコメントした。
上演時間は、休憩25分を含む約2時間55分。なお本作はロングラン公演となる。
ボブ・ゲイル コメント
45年前、ロバート・ゼメキスと私は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の脚本を書きあげました。映画化を何度も却下されましたが、私たちはこの物語を成功させるという夢を諦めませんでした。そして2006年、次の大いなる夢として、この映画の舞台化を計画。この計画は多くの拒絶にあい、成功までに14年間もの時間を要しました。夢を実現するには、時に多くの拒絶に立ち向かう、内なる力が必要です。このショーを成功させるためにたくさんの人々、そして劇団四季の皆さんが苦難の道を歩んできましたが、それが今日ここで報われました。この夢を実現させた仲間たちに敬意を表します。そして観客の皆さんも、どんな夢であれ、決して諦めないでください。お互いに愛を持って、応援しあえば、夢がかなうかもしれませんから。
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