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駒木根葵汰・濱正悟が考える“心の開き方”「まずは自分の扉を開くこと」

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左から)濱正悟、駒木根葵汰 (撮影:映美)

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「LINEマンガ」限定レーベル「ジーンLINE」で連載をスタートすると、「イケメンの必死感がたまらない!」「登場人物みんな可愛くてキュンキュンする!」と話題を呼び、LINEマンガデイリーランキング初登場1位を獲得した大人気漫画『やぶさかではございません』(Marita著)が待望の実写化! テレ東系ドラマNEXTにて毎週水曜深夜24時30分~放送中だ。

本作は、恋愛不器用こじらせアラサー女子・麻衣(松村沙友理)と距離感バグ年下男子・亮(駒木根葵汰)がサイレントカフェを舞台に繰り広げる相思相愛溺愛胸キュンラブコメディー。そこで今回は、ラブコメ初挑戦となる駒木根と、サイレントカフェのスタッフとして働き、麻衣と亮の間をかき乱す(?)玄を演じた濱正悟に、ドラマの魅力をたっぷり語ってもらった。

僕たち、時間の使い方が似ているのかも?

――まずは、脚本を読んだときの感想を教えてください。

駒木根 モノローグが多かったので、「どうやって表現すればいいんだろう?」という戸惑いが大きかったです。ここまで、モノローグが多い作品に出演したことがなかったから、新たな挑戦だなと思いました。

 僕は、登場するキャラクターがみんなピュアで可愛いなと思いました。彼らのやりとりを見ているだけで、癒されるなぁって。

――実際に演じてみてどうでしたか?

駒木根 最初は不安が大きかったんですけど、「意外といけるな!」と思いました。これは自分の力だけではなく、監督やほかのスタッフさんたちのおかげでもあるんですけど。

 僕も現場に行くまでは、「この原作を人間が演じるとなったとき、どうやったら魅力的に映るのか?」といろいろなことを考えていたんです。でも、監督が引っ張ってくれたので、いい意味で脱力して演じることができました。

――それぞれ、演じたキャラクターの魅力を教えてください。

駒木根 やっぱり、素直なところじゃないですかね。言葉にしろ、行動にしろ。僕だったら、「嫌がられるかな……」と恐れて言えないようなことも、亮はストレートに伝えることができる。それって、とても素晴らしいことだと思います。

 玄は、自分の価値観がしっかりあって、それを他人にうまく伝えられるところがすごいなと思います。芯があるんだけど、どこか柔らかい部分もあって。掴みどころがないところも、玄の魅力になっているんですよね。

――お二人は、現場でお話はされましたか?

駒木根 しましたよね!

 たしかに、わりと話したね。

駒木根 でも、濱さんは神出鬼没というか……。どこにいるか分からないことが多いんですよね。

 待って、それどういうこと!?

駒木根 ほら、どこかに行っちゃったと思ったら、「コーヒー飲んできた」とか、「散歩してきた」とか。“野生”っていう感じがした。

 僕も、葵汰くんに対して同じこと思ったからね!

駒木根 神出鬼没だった!?

 うん(笑)。だって、ちょっと空き時間ができたら、「マッサージ行こうかな」とか言い出すからさ。「このちょっとの時間に、攻めるなぁ」と思ってたんだよ。

駒木根 じゃあ、お互い様だ(笑)。

 葵汰くんは、僕より先に撮影に入ったから、現場の近くのおすすめスポットとか、いろいろ教えてくれたよね。

駒木根 そうそう! 歩いて10分くらいのところに海があって。「すごいいいですよ」っておすすめしたら、みんな行ってくれた!

 葵汰くんに空き時間の過ごし方を聞いて、それをなぞるようにしてたから(笑)。僕たち、時間の使い方が似てるのかも?

駒木根 お互いにマイペースですしね。

――では、それぞれの尊敬できる部分を教えてください。

駒木根 僕、新しい現場での人間関係づくりがちょっぴり苦手なんですよね。でも、濱さんは最初から壁がないんですよ! 「こんなに僕ら仲良かったっけ?」と思うくらい、いつの間にか心の扉を開かされちゃってる。

 心の扉、開けちゃいました(笑)。でも、葵汰くんの振る舞いが大人で動じないところ、本当にすごいなと思うよ。僕が葵汰くんくらいのときなんて、こんなに落ち着いてなかったもん。それでいて、年相応の可愛らしさもある。あと、どこでも寝られるよね?

駒木根 比較的、寝られちゃいますね。

 そこも、すごいなって思う。楽屋で体育座りしてたから、話しかけようとしたら、寝ててびっくりしたもん。そのタフさがすごい!

気さくに話しかけたいんだけど、嫌われるのが怖い

――麻衣は初恋のトラウマから恋愛に臆病になっている女性です。そんな女性の心の扉を、お二人だったらどのように開きますか?

駒木根 これはもう、先輩から聞こう! 僕はもう開かれてるわけだから!

 え〜! でも、相手の心の扉を開きたいなら、先に自分が開くべきかなと思います。僕は、あんまり扉がないし、嫌われてもいっかなって感じのスタンスだから、どんどん開示しちゃう!

駒木根 僕もそうしたいんですよ! 誰に対しても気さくに話しかけたいんだけど、嫌われるのが怖いなって。

 でもさ、あるときね、実験したことがあるんだよ。

駒木根 実験……?

 この現場では、絶対に自分から話さないようにしようって決めて臨んだの(笑)。

駒木根 そしたら?

 そしたら、誰とも話せず終わった(笑)。

駒木根 まさかの誰からも話しかけてもらえず……!

 そうそう。で、その次の現場では、全員に話しかけてみることにしたわけ。そしたら、すごいいろいろ花が咲いて。

駒木根 じゃあ、やっぱり自分から話しかけていった方がいいのか〜!

 そう。だから、まずは自分の扉を開いてみて!

駒木根 いやぁ、むずかしいなぁ。空気がなじむまで、隣にいるくらいしかできないかも。会話がなくても、同じ時間を共有することができたらいいかな? って。「話したいことがあるなら、話していいからね」「自分の好きなタイミングでいいから、こっちは待つよ」くらいのスタンスで。まぁ、そのせいで松村さんと2週間くらい会話がなかったわけですけど(笑)。

 どっちも探り合いしてたんだ。

駒木根 松村さん、濱さんとは会ってすぐなのにめちゃくちゃ話してたんですよ! それを見て、「こんなしゃべる人なの!?」って驚きました。

 松村さんとは共演するのが3回目とかだったから。

駒木根 ああ、そういうことか!

 ただ、過去2回はしゃべらないスタイルだったんだけど。

駒木根 出た! 尖りスタイル!

 そうそう。撮影期間も短かったし。だから、今回がほぼほぼ初めてしゃべるくらいの感じだった。

駒木根 それなのに、あんなに距離が縮まっているのすごい!

誘われたら3回に1回は行くようにしたいです

――ドラマは胸キュンシーンが満載だと思いますが、お二人がとくにキュンとした部分を教えてください。

駒木根 僕、玄がツボなんですよね。髪の毛とかもボサボサで、気だるそうな感じとか。それなのに、麻衣さんのことを意識した瞬間に、露骨に気合い入れてくるんですよ。今まで着たことがないようなオシャレな服を着てきたり。普通は、好きバレしないようにナチュラルにするじゃないですか。玄くらい露骨だと逆に可愛いなって。同性ですけど、キュンとしましたね。

 僕は、麻衣が亮に感化されて距離感がバグり始めるところにキュンとしました。日常では、ずっと見つめられることとかないじゃないですか。もはや、あれがキュンだったのか分からないくらいのナチュラルなときめきを感じました。

駒木根 恋の始まりじゃないですか!

 恥ずかしくなってきた(笑)。

――亮は、麻衣に素直な気持ちをぶつけていますが、恋愛にかぎらず素直になるのはなかなかむずかしいですよね。お二人は、思っていることを言葉や行動で伝えられるタイプですか?

駒木根 その言葉に自信を持っていれば……ですかね。たとえば、心の底から「この人、綺麗だな」と思っていたら、「綺麗ですね」と伝えて「えっ、キモっ」と引かれてもいいと思うんです。でも、思っていない場合、どっちも失った感じするじゃないですか。だから、思っていないと言えないし、少しでも疑いがあるのなら言わないです。お世辞は苦手ですね。

 僕もお世辞は苦手です。ただ、本当に思っていることを言っているのに、「絶対に思ってないでしょ」と言われることが多くて……。

駒木根 濱さんの場合は、おそらくトーンだと思いますよ。濱さんって、テンションが上がることがないじゃないですか。ずっとこのテンションだから! サラッと言いすぎているあまり、「本当に?」と思われちゃうのかなって。

 素直にいろんなことを言いすぎて怒られることもあるし(笑)。

駒木根 全部、言っちゃうんだ(笑)。

 最近は7割くらいに抑えてるけど。昔は、言わなくてもいいことを言っちゃってたかもしれない。

駒木根 ある程度トゲがある方が魅力的に見えたりしますもんね。僕は、考えて考えてしゃべるタイプだから……。

 でも、『駒木根葵汰のレコメン!』(文化放送/以下『レコメン』)ではさぁ!

駒木根 そうね(笑)。『レコメン』では何回か謝罪したことがある。

 でも、そういうところが魅力的に見えるんだろうね。人間味があるんだなって。

――亮が麻衣に「悪いところを観察して教えてほしい」とお願いするところからふたりの関係は始まりますが、お二人はご自身の直したいところはありますか?

駒木根 腰が重すぎるところですかね。最近、誰とも出かけないし。「ご飯行こう!」と誘われても、いつも断っちゃうんです。お家でひとりでいる時間が大好きなので。だから、その時間も大事にしつつ、外の世界との交流もしていけたらいいなと思っています。誘われたら3回に1回は行くようにしたい!

 僕も、最近なんか腰が重いんですよね。行く理由とか、行ったあとのこととか考えちゃうんですよ。たとえば、永遠に同じ話を繰り返しているなら、映画1本観られたな〜とか思っちゃう。人としゃべってるだけで最高! ってなる時期もあるんだけど……。今はとにかく腰が重い。なんか、しゃべってるだけで足まで重くなってきた(笑)。

駒木根 待って、それ大丈夫ですか!?

取材:藤坂美樹 構成:菜本かな 撮影:映美

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<番組情報>
「やぶさかではございません」

テレ東系ドラマNEXTにて毎週水曜深夜24時30分~放送中

番組公式サイト:
https://www.tv-tokyo.co.jp/yabusen/

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