エルファバの子供時代描く、グレゴリー・マグワイアの小説「ウィキッド・チャイルド」
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グレゴリー・マグワイアの小説「ウィキッド・チャイルド」（ハヤカワ文庫NV）書影。
小説「ウィキッド 誰も知らない、もう一つのオズの物語」の作者であるグレゴリー・マグワイアによる小説「ウィキッド・チャイルド」（ハヤカワ文庫NV）が、明日4月9日に早川書房より刊行される。
「ウィキッド」は、児童文学の古典「オズの魔法使い」に着想を得てマグワイアが1995年に発表した小説。同作は2003年にミュージカル化されたほか、ミュージカル「ウィキッド」をもとにした映画「ウィキッド ふたりの魔女」が3月に日本公開され、話題を呼んでいる。
「ウィキッド・チャイルド」は、のちに“西の悪い魔女”と呼ばれることになる「ウィキッド」の登場人物、エルファバ（エルフィー）の幼少期を描いた作品。生まれつき緑色の肌をもつエルフィーは、家の中で孤立していた。家族との旅の途中で彼女が出くわした不思議な猿は、「彼女の歌声が自分を呼び寄せた」と言い……。訳を市ノ瀬美麗が担当している。
なお劇団四季 ミュージカル「ウィキッド」が、大阪・大阪四季劇場で7月6日まで上演されている。