宝塚歌劇団の演出家谷正純が死去、和洋問わず骨太な歴史物やファンタジー生み出す
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宝塚歌劇団の演出家・谷正純が4月5日に死去したと共同通信が報じた。72歳だった。
谷は1986年、兵庫・宝塚バウホールでの「散る花よ、風の囁きを聞け」で演出家デビュー。落語を題材とする作品をはじめ、手がけた作品のジャンルは和洋問わず、骨太な歴史物からファンタジー要素がある作品まで多岐にわたる。1995年の「エデンの東」、2002年の「プラハの春」、2018年の「ANOTHER WORLD」などが代表作として知られ、植田紳爾が脚本・演出を務めた、昨年の「『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-」では演出を担った。葬儀は近親者で執り行われた。
(情報提供:共同通信)