松井愛莉「子宮恋愛」のオファーに「正直すごく悩みました」大貫勇輔らと撮影回想

ドラマ「子宮恋愛」の制作発表会が本日4月9日に東京・レプロエンタテインメント 御茶ラボで行われ、キャストの松井愛莉、大貫勇輔、沢村玲（ONE N' ONLY）、吉本実憂が登壇した。

佐々江典子の同名マンガを原作とする本作は、夫にすら本音を言えない日々に悩む会社員・苫田まきが、同僚である山手旭に本能で惹かれていくラブストーリー。松井がまきを演じ、旭役に大貫、まきと結婚して6年目になるモラハラ気質な夫・苫田恭一役に沢村、まきの大学時代の先輩で恭一の同期・寄島みゆみ役に吉本が選ばれた。

オファーを受けた際の心境を尋ねられた松井は「正直すごく悩みました。でもいただいた台本を読んでみたら、この4人の心情やしがらみが細かく描かれている人間ドラマだと感じました。まきは人の顔色をうかがって生きている女性。相手のちょっとした変化に気付く人物なので、そういった変化を見逃さないように演じました」と述懐。水族館でのシーンでは大貫とロケを楽しんだそうで、「チンアナゴのキーホルダーをプレゼントしてくれて！ うれしかったです」とほほえむ。大貫は「撮影という名のデートでした（笑）」と続けた。

大貫は「普段は踊ったり歌ったりするような役が多いのですが、今回はブラジル育ちのサラリーマンで女たらしな役。純粋にお芝居って楽しいなと思いました。旭として頭から最後までまきに恋ができたので、充実した撮影期間でした」と撮影を回想する。沢村は「お話をいただいたときは自分にこの複雑な役ができるのか不安でした。でも皆さんと現場に入って、シーンを重ねるごとに得られるものがありました」とホッとした様子だった。

吉本は「“子宮恋愛”ってどんな恋愛？と思ったのが最初でした（笑）。寄島という役は大人っぽくて色っぽい部分がある。私にはないので不安でしたが、自立した部分と未熟さの両極端が交わっている寄島に魅力を感じて、挑戦させていただきました」と明かす。現場では松井を姉妹のように慕っていたそうで、「お昼ごはんを一緒に食べたり、休憩時間もずっとおしゃべりしたり。楽しかった思い出がいっぱいです」と笑みを浮かべる。松井は「うれし！ 私も！」と仲むつまじい関係をのぞかせた。

最後に松井は「異なる考え方を持った4人がどう絡んで、悩んでいくのか。その成長や結末を皆さんも一緒に見守っていただけたら」とメッセージを送った。

ドラマDiVE「子宮恋愛」は、読売テレビで4月10日深夜に放送スタート。毎週木曜24時59分からオンエアされる。映画「愛に乱暴」の山崎佐保子が脚本を執筆し、演出を樹下直美、伊藤彰記、保母海里風が担う。

※山崎佐保子の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

ドラマDiVE「子宮恋愛」

読売テレビ 2025年4月10日（木）スタート 毎週木曜 24:59～
福岡放送 2025年4月12日（土）スタート 毎週土曜 24:55～
※放送時間は変更になる場合あり
※TVer、ytv MyDo!で見逃し配信あり

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会