FC東京が国立で悪い流れを断ち切るか? 5位柏の2連勝か?
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佐藤恵允(FC東京) (c)J.LEAGUE
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すべて見る流れを変えるならばここだ。FC東京が『明治安田J1リーグ』第10節で柏レイソルを迎え撃つ。時は4月11日(金)、舞台は国立競技場だ。
FC東京にとって、新国立はパワースポットと言える。昨年11月9日の第36節・FC町田ゼルビア戦でとうとう初黒星を喫したが、2021年1月4日『JリーグYBCルヴァンカップ』決勝・柏レイソル戦から2024年9月14日『明治安田J1』第30節・名古屋グランパス戦まで9戦負けなし。8勝1分と抜群な好成績を残してきた。
FC東京はここ6試合では2分4敗。6試合中5試合スコアレスに陥っている。2勝2分5敗・勝点8の18位、チーム合計6得点はリーグワーストタイである。この悪い流れを断ち切るのが国立なのだ。
第8節、東京ヴェルディとの東京ダービーでペースは変わりかけた。1点を追う状況で前半終了間際に佐藤恵允が一瞬の抜け出しと巧みなボールコントロールからゴールネットを揺らせば、1-2で敗戦濃厚と思われた試合終了間際にはDFエンリケ・トレヴィザンのパワープレーで劇的同点に持ち込んだ。続くファジアーノ岡山戦では序盤から決定機を連発するも、決め切ることができず。逆に岡山にミスを突かれて悔しい0-1に終わったのだった。
岡山戦後、松橋力蔵監督は「本当にひとつ入っていれば。非常にいい攻撃をしていたし、畳み掛けるところもあったが、なかなか最後のところで決め切れない。非常に難しいところで、そんなに簡単には入らないと思うが、やっぱりひとつ入れば。やはり最後のところのクオリティというものが」と唇を噛んだ。
対する柏は前節・ガンバ大阪戦で4戦勝利なし、3試合連続ドローの足踏み状態から抜け出した。原川力&熊坂光希のダブルボランチが小気味いいリズムを構築すれば、IH小泉佳穂が決定機を演出。65分にゴール前のこぼれ球に小泉が躊躇せず右足を振り抜いてついに均衡を破ると、守備は最後まで集中を切らさずにクリーンシート。してやったりのウノゼロで4勝4分1敗・勝点15の5位、上位をキープした。
J1での通算対戦成績は柏の18勝7分17敗、直近10試合ではFC東京の4勝3分3敗とほぼ互角の状況。昨季は第8節は3-3、第22節は柏の試合終了間際の劇的ゴールで3-2と2試合とも激しい打ち合いとなった。
『明治安田J1』第10節・FC東京×柏は4月11日(金)・国立競技場にてキックオフ。当日は『きらぼし銀行 Day』として開催し、来場者先着2万名に「オリジナルメッシュポーチ」をプレゼント。さらに特殊効果花火とドローンを使った特別演出『FIREWORKS DRONE SHOW』の実施。またFC東京と柏レイソルの選手が選んだオススメのマンガをコメント付きで紹介する特別記念冊子を入場者限定で配布、『春マン‼2025』人気キャラクターたちのフォトスポットも設置される。試合の模様はDAZNでライブ配信。チケットはチケットFC東京(Jリーグチケット)で発売中。
チケットFC東京(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/club/to/
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