「これが戦争だ」開幕、演出の生田みゆき「作品のメッセージをダイレクトに受け止めて」
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EVIDENT PROMOTION 1st ACT「これが戦争だ」より。(撮影:日下諭)
EVIDENT PROMOTION 1st ACT「これが戦争だ」が昨日4月9日に東京・シアター711で開幕した。
「これが戦争だ」はカナダの劇作家ハナ・モスコヴィッチが2012年に書き下ろした戯曲。トロント演劇評論家賞2013最優秀戯曲賞、トリリアム・ブックアウォード2014を受賞した同作を、生田みゆきが演出し、ターニャ役の笹野美由紀と吉野実紗、ジョニー役の塩崎翔太と山下瑛司、ヒューズ役の中山義紘と村岡哲至、アンダース役の井上裕朗と椎名一浩による出演で立ち上げる。劇中では、アフガニスタン戦線に派遣されたカナダ人兵士たちの日常が紡がれる。
生田は開幕に際し、「2018年、リーディングの形で演出した『これが戦争だ』を、いよいよ劇場空間に立ち上げて、皆様にお目にかけることが出来ました。どの芝居も客席に観客がいることで完成しますが、特にこの作品は、客席に直接語り掛ける台詞がたくさんあります。作品に込められたメッセージを、まさにダイレクトに受け止めていただけたら嬉しいです」とコメントした。
上演時間は約1時間40分。一部公演では終演後にアフタートークが行われる。公演は13日まで。
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