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世界的チェロ奏者 マリオ・ブルネロと日本を代表するフォルテピアノ奏者 川口成彦によるデュオ・リサイタル開催!

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『マリオ・ブルネロ&川口成彦 デュオ・リサイタル』チラシ(表)

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2024年10月、紀尾井ホールでの初共演で圧倒的な音楽体験を提供し、聴衆を魅了した世界的チェリスト、マリオ・ブルネロと気鋭のフォルテピアノ奏者、川口成彦。観客からの熱烈な要望に応え、来る6月に再共演が実現する。

マリオ・ブルネロは、1986年にチャイコフスキー国際コンクールでイタリア人として初めて優勝を飾って以来、ムーティ、小澤征爾、ゲルギエフらの偉大な指揮者や、クレーメルやアルゲリッチなど錚々たる音楽家たちと数多く共演を重ねる世界的チェロ奏者だ。近年は「ヴィオロンチェロ・ピッコロ」の再発見を推進するなど、独自の音楽的アプローチと自由な表現力で聴衆を魅了し続けている。

マリオ・ブルネロ (C)Gianni Rizzotti

一方、川口成彦はフォルテピアノの名手であり、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位という輝かしい成績を収めている。国際的な音楽祭への出演や世界有数の古楽器オーケストラとの共演も数多くあり、歴史的楽器による独自の表現で国際的に高い評価を得ている。

川口成彦 (C)Fumitaka Saito

今回の公演では、川口がエラールの1840年製フォルテピアノを使用し、ブルネロの使用楽器である1600年代初頭製「マッジーニ」との絶妙な響きのもとに、古典派からロマン派まで多彩な魅力に満ちたプログラムをお送りする。幕開けは、ベートーヴェンの『ヘンデルの「ユダ・マカベア」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲』。表彰式のBGMとしてもなじみ深いあの旋律が、絶妙な掛け合いによって魅力的に展開される。続くシューベルトの『アルペジョーネ・ソナタ』は、すでに姿を消した楽器「アルペジョーネ」のために書かれた珠玉の名曲だ。そして、ベートーヴェンの弟子として知られるリースの『3つのロシアの歌による変奏曲』が演奏される。古典派の伝統を継承しながらも初期ロマン派の情感も感じられる作品で、当時流行したロシア音楽への関心を反映した珍しい作品だ。最後を飾るのは、ロマン派音楽の神髄を体現する作品、メンデルスゾーンの『チェロ・ソナタ第2番』だ。昨秋の初共演で演奏された第1番に続き、今回は第2番に挑む。

初共演では、両者の卓越したアンサンブル能力と適応力の高さが発揮され、ブルネロの大胆で即興的な演奏に、川口が機敏かつ明朗に応える姿が聴衆を魅了した。今回の公演では、前回の手探りの新鮮さから一歩進んだ、デュオとして熟成された演奏に期待が高まる。

<公演情報>
マリオ・ブルネロ&川口成彦 デュオ・リサイタル

6月25日(水) 東京・日本製鉄 紀尾井ホール
開場18:30 / 開演19:00

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2556942

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