大阪松竹座「薫風歌舞伎特別公演」に片岡愛之助「ぜひ水に濡れても良い格好でいらして」
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片岡愛之助
5月11日から25日まで大阪・大阪松竹座で上演される、大阪・関西万博開催記念「薫風歌舞伎特別公演」出演者の片岡愛之助の合同取材会が行われた。
「薫風歌舞伎特別公演」の上演演目には、第一部に藤間勘十郎構成・振付の「今昔歌舞伎草紙」、戸部和久脚本・演出の「脈々奇書異聞(みゃくみゃくきしょいぶん)『夢窓西遊記』」が並ぶ。また第二部では、今井豊茂脚本、勘十郎演出の「『千夜一夜譚』荒神之巻(あらじんのまき)」、第三部では“片岡愛之助十一役早替り宙乗りならびに本水にて立廻り相勤め申し候”と冠された、水口一夫の脚本・演出による「湧昇水鯉滝『鯉つかみ』」が上演される。
愛之助は第一部の「今昔歌舞伎草紙」「夢窓西遊記」に出演するほか、第三部「鯉つかみ」で11役早替り、宙乗り、本水での立廻りに挑む。「鯉つかみ」が大阪松竹座で上演されるのは、2015年以来、約10年ぶりのこと。愛之助は「初演時よりエンタテインメント要素も増え、お客様にいかに楽しんでいただけるかを目標に作ってきましたので、歌舞伎を初めてご覧になる方にもとてもわかりやすく、お楽しみいただけると思います。最後は本物の水のなかで、大きな鯉と格闘して暴れます。ぜひ水に濡れても良い格好でいらしてください」と観客に呼びかけた。
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