映画『Page30』唐田えりか、林田麻里らが撮影の裏側を語るフィーチャレット映像公開

公開中の映画『Page30』より、フィーチャレット映像が公開された。

本作は、原案・監督を映画『20世紀少年』『ファーストラヴ』の堤幸彦が務め、エグゼクティブプロデューサーと音楽を中村正人、同じく音楽を世界的ジャズピアニストの上原ひろみが担当するなど、各界のクリエイター陣が集結。唐田えりか、林田麻里、広山詞葉、MAAKIIIと各々が異色の経歴と実績を持ち合わせる出演者たちが顔を揃えた。

今回公開されたのは、主演の4人と堤監督、中村エグゼクティブプロデューサーが作品の魅力と撮影の裏側を語るフィーチャレット映像。それぞれに事情を持つ4人の女優が、閉鎖された劇場に集められたことから始まる本作。30ページの台本を渡された彼女たちは3日間だけ稽古し、4日目に本番の上演を行うと知らされる。演出家不在のまま稽古を繰り返し、ぶつかりあっていくうちに明らかになる彼女たちの苦悩と葛藤。次第に彼女たちは極限まで追い詰められる。

中村が「よく練られた脚本」と感心する本作は、出演者が役者と劇中劇に登場するすべての役を演じなければならない。これまで様々な人間模様を描いてきた堤監督ならではの異色の設定で、広山は「とにかくこの大変なプロジェクトに4人が力を合わせて挑まなければ乗り越えられない」と語り、実際に初日の段階から4人で自主的に稽古も実施したという。

一方で、唐田が「本当に仲が良くないと乗り越えられなかった現場だなって思いましたね」というように、映像では作中の緊張感あるシーンとは対照的に、4人が仲良く写真を撮る姿など撮影の裏側の様子も収められている。

林田は「女優たちも女優という職業をやりながら人として一生懸命もがきながら生きています」、MAAKIIIは「やり残したことはないねって胸を張って言える作品」と語っており、本作は出演者にとって“渾身の一作”になったようだ。

『Page30』フィーチャレット映像

＜作品情報＞
『Page30』

公開中

公式サイト：
https://page30-film.jp/

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