大混乱の厨房捉えた「ラ・コシーナ」新写真、ルーニー・マーラは出演を決めた理由語る
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「ラ・コシーナ/厨房」新場面写真
全編ほぼモノクロームの映画「ラ・コシーナ/厨房」より、新たな場面写真10枚が到着した。
本作の舞台は、移民たちが働くアメリカ・ニューヨークの観光客向け大型レストラン「ザ・グリル」。ある日、そのレストランで売上金の盗難事件が起こり、その疑いをかけられた従業員たちのストレスはピークに達してしまう。トラブルメーカーのメキシコ人シェフ・ペドロをラウル・ブリオネス、ペドロの恋人で秘密を抱えるアメリカ人ウェイトレス・ジュリアをルーニー・マーラが演じた。
場面写真には慌ただしくも活気に満ちた厨房の雰囲気や、ペドロとジュリアが顔を近づけて見つめ合う様子などが捉えられた。本日4月17日に40歳の誕生日を迎えたマーラ。脚本も手がけた監督のアロンソ・ルイスパラシオスは、当初から彼女にジュリアを演じてほしいと考えていたようで「ルーニーのような有名で映画スターとしてのオーラを持つ俳優をキャスティングすることが、物語の関係性に深みを与えると考えました」と明かす。
マーラはルイスパラシオスがメキシコシティを舞台に手がけた作品をいくつか取り寄せ、鑑賞したうえで本作への出演を快諾。2022年に製作された「ウーマン・トーキング 私たちの選択」以来の映画出演となった。マーラは「今の私にとって大切なのは“体験”なんです。“これは意味のある体験になるだろうか? 自分が成長できる何かがあるだろうか?”と自問します。アロンソがこの映画を作ろうとしているやり方を知ったとき、私はすぐに“これはぜひ体験したい”と思いました。これまでやってきたどんな仕事とも違うものになると感じられたんです」と語っている。
「ラ・コシーナ/厨房」は、6月13日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。
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