「Shall we ダンス?」音楽の周防義和による書籍「映画音楽の教科書」発売
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「[図説]映画音楽の教科書 名作からシーンごとの音の役割を読み解く」の書影(仮)
「Shall we ダンス?」「舞妓はレディ」などの映画音楽を手がけた作曲家・編曲家の周防義和による書籍「[図説]映画音楽の教科書 名作からシーンごとの音の役割を読み解く」が、本日4月18日に刊行された。
本書では、周防のライフワークである映画音楽に関する講義の礎となる資料がまとめられている。「人情紙風船」「カサブランカ」や「超高速!参勤交代」「ジョーカー」など、古今東西のさまざまな映画から特徴的なワンシーンを切り出し、音楽・SE(サウンドエフェクト)・セリフ・映像がどのように融合しているのかを図解。プロの目線で作曲術や演出効果を解説しながら、映画に隠された“音の設計図”を紐解いていく。映画音楽を勉強したい読者には教科書のような学びを、映画好きには新たな映画の楽しみ方を教えてくれる1冊だ。価格は税込3520円、全416ページ。
[図説]映画音楽の教科書 名作からシーンごとの音の役割を読み解く
第1章 海外映画から学ぶ
1. ダメな奴ら
「勝手にしやがれ」「タクシードライバー」「パリ、テキサス」「最強のふたり」
2. 事件だ、アブナイ人々
「北北西に進路を取れ」「レオン」「ジョーカー」
3. はじまりと終わりはダイジ
「外人部隊」「市民ケーン」「エニグマ」「ファントム・スレッド」
4. しゃべる
「日の名残り」「25時」「愛を読むひと」「マイ・ブックショップ」
5. しゃべらない
「永遠と一日」「息もできない」「グリーンブック」
6. ロマンスな人々
「エデンの東」「カサブランカ」
7. 映画音楽一本まるごと解説
「アパートの鍵貸します」
第2章 日本ヴィンテージの素晴らしさ
- 「人情紙風船」
- 「乾いた花」
- 「東京物語」
- 「不良少年」
第3章 All About Suo Yoshikazu -周防義和の創作術
- 「ファンシイダンス」
- 「シコふんじゃった。」
- 「Shall we ダンス?」
- 「奇跡の人」(テレビドラマ)
- 「東京マリーゴールド」
- 「死に花」
- 「アルゼンチンババア」
- 「それでもボクはやってない」
- 「毎日かあさん」
- 「終の信託」
- 「四十九日のレシピ」
- 「超高速!参勤交代」
- 「舞妓はレディ」
- 「カツベン!」
第4章 音楽の入り方19例
- 「夜の大捜査線」
- 「オーシャンズ8」
- 「太陽の子」
- 「WAVES/ウェイブス」
- 「間違えられた男」
- 「心中天の網島」
- 「死刑台のエレベーター」
- 「はなれ瞽女おりん」
- 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」
- 「愛を綴る女」
- 「愛を読むひと」