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劇団唐組「紙芝居の絵の町で」ツアー開幕、久保井研「唐十郎の社会の見方を観客に知らしめたい」

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劇団唐組 第75回公演「紙芝居の絵の町で」より。©唐組

劇団唐組 第75回公演「紙芝居の絵の町で」ツアーが、本日4月18日に兵庫・湊川公園で開幕する。

「紙芝居の絵の町で」は、2006年に初演された唐十郎による戯曲。使い捨てコンタクトレンズのセールスマン・牧村真吾が肌身離さず持ち歩いている「紙芝居集成」には、“題名不詳・作者・作画不詳”の絵が掲載されていた。牧村はその絵にまつわる謎を解くため、ホカ弁屋の染井るいこと共に、“ひしゃげた老人アパート”に通い詰めていて……。2014年以来の上演となる今回は、久保井研が演出を担当。なお演出には、唐の名前もクレジットされている。

開幕に際し、久保井は「演劇は社会を鋭くえぐる手段の一つだったはず。そういう芝居にこだわって我々は作っていきたい。今の視点で物語を読み解く作業をしないと、唐十郎はあっという間に古典になってしまう。唐十郎の社会の見方を観客に知らしめたい。我々の演劇をしゃぶりつくしてほしいと思います」とコメントした。

上演時間は休憩含む約2時間20分。兵庫公演は20日まで。本作はその後、4月末から6月にかけて岡山・岡山市旭川河畔 京橋河川敷、東京・花園神社、東京の雑司ヶ谷・鬼子母神、茨城・水戸芸術館 広場 特設紅テント、長野・長野市城山公園 ふれあい広場で上演される。

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