小川北人の商業監督デビュー作、サスペンス映画「キムソジュン」が5月公開
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映画「キムソジュン」の監督を務めた小川北人
「シモキタブレイザー」の伊藤慶徳と劇団時間制作の佐々木道成がダブル主演を務めた映画「キムソジュン」が、5月23日より東京・渋谷シネクイントほか全国で順次公開される。
西湘映画祭の中長編部門でグランプリを受賞した同作。大晦日に起きた一家殺人事件を追うフリージャーナリストが、“キムソジュン”という疑わしい男にたどり着くことで日常が歪んでいくさまを描いたサスペンスエンタテインメントだ。
伊藤と佐々木が追い詰められていく人間の心理をリアルに体現し、さらに古見陽香里、米倉啓、コガケースケ、山崎隆太朗、荒岡龍星、ノブイシイ、田名瀬偉年、吉田恵智華、結城和子が脇を固めた。
監督・脚本・編集を担ったのは小川北人。2018年に映画制作チーム・ゼロフィルムを立ち上げ、監督作「歌舞伎町ヴァージンジャンプ」では門真国際映画祭2021の最優秀監督賞を受賞した。「キムソジュン」で商業デビューを果たす。
配給はアークエンタテインメントが担当。小川のコメントは以下の通り。
小川北人 コメント
キムソジュンのテーマは「怒り」です。
映画を通し、客観的であったことが、主観的になる。これがこの映画の醍醐味です。
いかに非日常を日常に感じさせるか、そしてドラマのような展開や、嘘のような出来事の主人公が自分になるかもしれない恐怖体験。
全てはラストに込めました。
ぜひ最後まで楽しんでいただけたら幸いです。