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佐藤アツヒロ「全員で世界観を伝えたい」、30-DELUX「デスティニー」開幕

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30-DELUX Special Theater 2025「デスティニー -アドラメレクの鏡-」出演者。(Photo by Kazunori ITO)

佐藤アツヒロが主演を務める、30-DELUX Special Theater 2025「デスティニー -アドラメレクの鏡-」が4月18日に東京・サンシャイン劇場で開幕した。

「デスティニー」は少年社中の毛利亘宏が作劇を手がけ、2011年に初演、2013年に再演された作品。約12年ぶりの上演となる今回は、脚色・演出を林明寛が担う。出演者には佐藤のほか、吉原雅斗、鈴木達央、瀬戸かずや、今江大地、北川尚弥、川上千尋、IMO*T、村瀬文宣、田中精、我膳導、緒月遠麻、そして30-DELUXの主宰で製作総指揮も務める清水順二らが名を連ねた。劇中では、戦乱の世を舞台に、“生きるとは何か”“仲間とは何か”を問う物語が、殺陣、歌、ダンスを織り交ぜて展開する。

ゲネプロ後に行われた囲み取材で、清水は「12年ぶりにこの作品が初日を迎えられて感無量です。地方公演もありますので長い期間になりますがケガ無きよう精一杯やっていきますので、応援のほどよろしくお願いします」とあいさつ。

佐藤は「『デスティニー』という世界観を皆さんにお伝えしたいという思いが一番強いです。自分が演じるジン / テムジンは、皆さんが演じるキャラクターが『この国をどうしていくか』を考えて行動しているところにいるだけなので、キャスト全員の力を使ってこの世界観を伝えたいと思っております」と語る。

吉原は、自身が演じるアランについて「この役はすごくシンドくて(笑)」と明かしつつ、「シンドければシンドいほど、観てくださる皆さんに伝わるものがあると思いますので、毎公演“限界突破”でがんばっていきたいです」と意気込む。シャイターン役の鈴木は「このカンパニーの中では唯一の人外です。メイクをして原型がない状態になっているのを楽しんで演じています」と話す。瀬戸は「国を背負う強いユミンを演じさせていただいているので、皆様に負けないように存在感を強く打ち出してやっていきたいと思います」と語った。

また、ナルキス役の今江は「僕が演じる役はアツヒロさんが演じるテムジンを尊敬していますが、リアルな僕も事務所の先輩であるアツヒロさんを尊敬しているので、それをそのまま出せたらいいなと思います」と佐藤に目配せした。

上演時間は休憩含む約2時間40分。東京公演は4月27日まで。本作はその後、5月3・4日に福岡の久留米シティプラザ ザ・グランドホール、16日から18日まで大阪・サンケイホールブリーゼ、23日から25日まで愛知・名古屋市芸術創造センター、28日に埼玉・さいたま市文化センター 大ホールで上演される。

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