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「ストレンジャー・シングス 未知の世界」舞台版がNYで開幕

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ナタリー

「ストレンジャー・シングス:ザ・ファースト・シャドウ」より。(Photo by Matthew Murphy and Evan Zimmerman)

このコラムでは、アメリカ・ニューヨークにある劇場のうち、タイムズスクエア周辺にある“オンブロードウェイ”41劇場で今週開幕する公演を紹介する。

ミュージカル「フロイド・コリンズ」

Floyd Collins

2025年4月21日(月)~
ヴィヴィアン・ボーモント劇場

脚本・演出・追加歌詞:ティナ・ランドー
作詞・作曲:アダム・ゲッテル
出演:ジェレミー・ジョーダン、ジェイソン・ゴタイ、ショーン・アラン・クリル、マーク・クディッシュ、リジー・マカルパイン、ウェイド・マッカラム、ジェシカ・モラスキー、テイラー・トレンシュ、コール・ヴォーン、クライド・ヴォース、ドウェイン・クーパー、ジェレミー・デイヴィス、チャーリー・フランクリン、ケヴィン・モロー、ザック・レスニック

ティナ・ランドーと、作曲家リチャード・ロジャースの孫であるアダム・ゲッテルが大学時代に共同制作したミュージカル。1994年にアメリカ・フィラデルフィアで初演、1996年にオフブロードウェイで上演された同作が、ジェレミー・ジョーダンを主演に迎えてオンブロードウェイに初登場する。劇中では、1920年代の洞窟探検家フロイド・コリンズの実話に基づく物語が展開。当時、地下17mに閉じ込められたコリンズの救助の様子は、新聞や普及し始めたラジオによってセンセーショナルに報じられた。

「ストレンジャー・シングス:ザ・ファースト・シャドウ」

Stranger Things: The First Shadow

2025年4月22日(火)~
マーキース劇場

原作:ケイト・トレフリー、ダファー兄弟、ジャック・ソーン
脚本:ケイト・トレフリー
クリエイティブプロデューサー:ダファー兄弟
演出:スティーヴン・ダルドリー
共同演出:ジャスティン・マーティン
出演:ロージー・ベントン、アレックス・ブロー、タレア・キャンベル、フアン・カルロス、ロバート・T・カニンガム、アヤナ・シモーネ、イアン・ドリー、ドラ・ドルフィン、ローガン・グールド、シア・グラント、アンドリュー・ホベルソン、アリソン・ジェイ、T・R・ナイト、テッド・コッホ、ポピー・ラヴェル、ジェイミー・マーティン・マン、ルイ・マッカートニー、ガブリエル・ネヴァー、バーク・スワンソン、エリック・ウィーガンド、アザリア・ウルフ

Netflixのドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の前日譚として、同シリーズに携わるケイト・トレフリーが脚本を担い、舞台化。同作はスティーヴン・ダルドリー演出のもと、2023年にイギリスで初演され、ローレンス・オリヴィエ賞のニューエンタテインメント / コメディ賞と装置デザイン賞で最優秀賞に輝いた。劇中では、のちに悪役ヴェクナとなるヘンリー・クリールが、高校時代にアメリカ・インディアナのホーキンスに引っ越してきた頃の物語が繰り広げられる。ヘンリー・クリール役にルイ・マッカートニー。

「パイレーツ!ペンザンス・ミュージカル」

Pirates! The Penzance Musical

2025年4月24日(木)~
トッド・ハイムズ劇場

台本:ウィリアム・シュベンク・ギルバート
脚色:ルパート・ホームズ
作曲:アーサー・サリヴァン
編曲:ジョセフ・ジュベール、ダリル・ウォーターズ
演出:スコット・エリス
振付:ウォレン・カーライル
出演:ラミン・カリムルー、ジンクス・モンスーン、デヴィッド・ハイド・ピアース、ニコラス・バラシュ、プレストン・トルーマン・ボイド、サマンサ・ウィリアムズ

ギルバート&サリヴァンのコミックオペラ「ペンザンスの海賊」をスコット・エリスの演出で新たにミュージカル化。物語の舞台をカリブ海への玄関口となるアメリカの港町ニューオーリンズに移し、ニューオーリンズで盛んなジャズの要素を加えた編曲が行われた。ミュージカル「エドウィン・ドルードの謎」でトニー賞を受賞したルパート・ホームズが脚色。ラミン・カリムルーが海賊王、デヴィッド・ハイド・ピアースがスタンリー少将に扮する。

ミュージカル「ジャスト・イン・タイム」

Just In Time

2025年4月26日(土)~
サークル・イン・ザ・スクエア劇場

脚本:ウォーレン・ライト、アイザック・オリバー
音楽監修・編曲:アンドリュー・レズニック
企画・演出:アレックス・ティンバース
振付:シャノン・ルイス
出演:ジョナサン・グロフ、ジョー・バーバラ、エミリー・バーグル、エリカ・ヘニングセン、グレイシー・ローレンス、ミシェル・ポーク、ランス・ロバーツ、シーザー・サマヨア、クリスティン・コーニッシュ、ジュリア・グロンディン、ヴァレリア・ヤミン

ミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング」で昨年トニー賞主演男優賞を受賞したジョナサン・グロフが、37歳で死去した伝説の歌手ボビー・ダーリン役で主演を務める。ミュージカル「ムーラン・ルージュ!」「ビートルジュース」の演出家アレックス・ティンバースが企画する本作は、劇場をナイトクラブに仕立てた没入型ミュージカル。グロフは、ビッグバンドの生演奏に乗せて、「Beyond the Sea」「Splish Splash」「Mack the Knife」などのヒット曲を披露する。共演者に「ミーン・ガールズ」のエリカ・ヘニングセンらが名を連ねた。

ミュージカル「デッド・アウトロー」

Dead Outlaw

2025年4月27日(日)~
ロングエイカー劇場

脚本:イタマール・モーゼス
構想:デヴィッド・ヤズベック
作詞・作曲:デヴィッド・ヤズベック&エリック・デラ・ペンナ
演出:デヴィッド・クローマー
出演:アンドリュー・デュランド、ジェブ・ブラウン、エディ・クーパー、ダシール・イーブス、ジュリア・クニテル、ケン・マークス、トレント・サンダース、トム・セスマ

ミュージカル「バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊」のクリエイターチーム、イタマール・モーゼス、デヴィッド・ヤズベック、デヴィッド・クローマーが集結した新作ミュージカル。劇中では、死後有名になった強盗エルマー・マッカーディの実話に基づく物語が展開する。1911年にアメリカ・オクラホマ州で警察に射殺されたマッカーディ。ミイラ化した彼の遺体は、作り物だと思われたまま、アメリカを巡業する見世物小屋の目玉として展示され……。本作は今後、Audibleオリジナルオーディオミュージカルとして配信される予定だ。

「リアル・ウイメン・ハブ・カーブス:ミュージカル」

Real Women Have Curves: The Musical

2025年4月27日(日)~
ジェームズ・アール・ジョーンズ劇場

原作:ホセフィナ・ロペス
映画脚本:ホセフィナ・ロペス&ジョージ・ラヴー
脚本:リサ・ルーマー、ネル・ベンジャミン
作詞・作曲:ジョイ・ウエルタ&ベンジャミン・ベレス
演出・振付:セルジオ・トルヒーヨ
出演:タティアナ・コルドバ、ジャスティナ・マチャド、フロレンシア・クエンカ、マウリシオ・メンドーザ、ジェニファー・サンチェス、カーラ・ヒメネス、アライン・マヤゴイティア、シェルビー・アコスタ、サンドラ・ヴァルス、メイソン・リーヴス

1993年にホセフィナ・ロペスが発表し、2002年に映画化もされた戯曲「リアル・ウイメン・ハブ・カーブス」がミュージカルに。劇中では、メキシコ系アメリカ人の18歳のアナ・ガルシアが、縫製工場を継いでほしいという母の願いと、大学に進学する夢の間で葛藤する姿が描かれる。作詞・作曲をジョイ・ウエルタとベンジャミン・ベレス、演出・振付をミュージカル「メンフィス」「エイント・トゥ・プラウド」などの振付で知られるセルジオ・トルヒーヨが担う。アナ役を演じるのは新人のタティアナ・コルドバ。