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鈴木竜也監督の長編デビュー作『無名の人生』アヌシー国際映画祭 長編コントルシャン部門に選出

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『無名の人生』キービジュアル (C)鈴木竜也

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5月16日(金) に公開される『無名の人生』が、フランスのアヌシー国際映画祭 長編コントルシャン部門にノミネートされた。

2021年、コロナ禍を機に独学で作り始めた短編アニメーション『MAHOROBA』が、ぴあフィルムフェスティバル、下北沢映画祭ほか国内の自主映画祭で数多くの賞を受賞した鈴木竜也監督。本作『無名の人生』は、鈴木監督がたったひとりで、1年半を費やし描き上げた長編デビュー作だ。物語は、仙台に暮らすいじめられっ子の孤独な少年が、父親の背中を追ってアイドルを目指すところから始まり、生まれてから死ぬまでに蔑称や源氏名などいくつもの呼称で呼ばれた主人公の波乱に満ちた100年の生涯を、高齢ドライバーや芸能界の闇、若年層の不詳の死、戦争など数々のセンセーショナルな社会問題を背景に全10章で描く。

鈴木監督たっての希望で主人公の声を務めたのは、その卓越したスキルで抒情的・哲学的なラップを放ち、聴く者を魅了しているラッパーのACE COOL。そのほか、田中偉登、宇野祥平、猫背椿。鄭玲美、鎌滝恵利、西野諒太郎(シンクロニシティ)、中島歩、毎熊克哉、大橋未歩、津田寛治という世代もフィールドも異なるキャスト陣が声優として名を連ねた。プロデュースは、制作期間7年半、総作画枚数4万枚超で国内外を席巻したアニメーション映画『音楽』で知られる岩井澤健治が手がける。

アヌシー国際アニメーション映画祭は、アニメーション分野の映画祭としては世界最大規模かつ最も長い歴史を持つ映画祭。このたびノミネートされた長編コントルシャン部門は、「個性のある長編映画、観客に対して挑戦している作品」をテーマに選出される部門で、今年は6月8日(日) から行われ、鈴木監督も参加する予定だ。

また、アヌシー選出などの反響を受け、5月8日(木) に急遽2回目の先行上映会を行うことが決定。上映後には、鈴木監督とプロデューサーの岩井澤によるアフタートークが実施される。

なお、作品に合わせてさまざまなディスプレイを展開している新宿武蔵野館の劇場ロビーには、『無名の人生』の特製ディスプレイが現在展開されている。通常は、劇場から専門業者にデザイン発注しているが、今回は初の試みとして特別に鈴木監督自らデザインしている。

■鈴木竜也監督 コメント
これまで一度も海外の映画祭に応募したことがなかったのですが、心魂を傾け作り上げたこの映画を、アヌシーだけに送って、一撃で入選させていただけたことが何より嬉しいです。まるでアヌシー湖のように透明なフランスのお客様の心に、この作品がどんな波紋を描くのか……。齢30にして初の海外渡航。おいしいもんいっぱい食べて、普通に観光も楽しみたいと思います。

<作品情報>
『無名の人生』

5月16日(金) 公開

<イベント情報>
『無名の人生』先行上映会舞台挨拶@新宿武蔵野館

日程:5月8日(木)
会場:新宿武蔵野館
時間:19:15の回上映後
登壇:鈴木竜也監督、岩井澤健治(プロデューサー)
入場者特典:特製ステッカー

新宿武蔵野館オンライン予約サイト:
https://musashino.cineticket.jp/mk/theater/shinjuku/schedule

公式サイト:
https://mumei-no-jinsei.jp

(C)鈴木竜也

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