佐藤誓と山西惇による演劇ユニット「らんぶる」旗揚げ公演のメインビジュアル公開
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『晩節荒らし』メインビジュアル(右:佐藤誓 左:山西惇) AD+D:東學 撮影:渞忠之 スタイリング:髙木阿友子
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すべて見る俳優の佐藤誓と山西惇による演劇ユニット「らんぶる」の旗揚げ公演『晩節荒らし』のメインビジュアルが公開された。
数多くの話題作に出演し、数々の演劇賞を受賞してきた同い年の佐藤と山内。『晩節荒らし』は、千人規模の大劇場から小劇場、あまつさえ野外まで、強烈で個性的な話題作を提供し続けている福原充則を作・演出に迎え、新宿シアタートップスとABCホールという濃密な空間で新作ふたり芝居を上演する。
新宿シアタートップスでは7月2日(水) から9日(水) まで、ABCホールでは7月19日(土)・20日(日) に上演される。また、佐藤と山西、福原による公演に向けての意気込みコメントが到着した。
■佐藤誓 コメント
福原くんが聞きました。「今、おふたりにとって興味がある事は何ですか?」。ふたりの答えは同じでした。「老いと死かな~」そして書いてくれたのがこの作品です。らんぶるの結成こそが『晩節荒らし』なのかも知れません。汚すのではなく荒らすのです! 40年ほど役者をやっていますがこんな舞台は初めてだと思います。上手く演じようなどと思う余裕は全く無さそうです。ただただ一生懸命やるしかなさそうです。もちろん私たちも頑張りますが、面白くなるかどうかはお客様の想像力にかかっているかも知れません。一緒に面白い舞台を作りませんか?
■山西惇 コメント
あれは四年前のお正月だったか。佐藤誓さんとの他愛無いLINEでのやり取り「ふたりでなんかやろうよ」「いいですね。やりましょう」が本企画の始まり。それから喫茶「らんぶる」で話し合うこと恐らく数十回。紆余曲折経て、ついに遂に第一回公演に辿り着きました。稽古場でいっぱい悩んで、汗かいて、お腹痛いくらい笑って、見たことのないふたり芝居を作りたい、お客様に「これ、一日二回もやるんですかあ?」と興奮気味に言ってもらいたい、今はそんな気持ち。
六十二歳の俳優ふたり、晩節を荒らします。
■作・演出:福原充則 コメント
「作・演、やってみないか」と訊かれたのは、新宿の地下の喫茶店でした。20年以上前、初めて自分の劇団を作ろうとした時もこの喫茶店で役者を口説いた記憶がありました。
その後も何度か演劇にまつわる重大な決定をこの喫茶店でし、その結果、どうでしょう、勝率2割5分って感じの演劇人生を送ってきた気がします。2割5分という数字は〝勝率2割5分ぴったんこゲーム〟ならぴったんこなわけで、いい縁がある場所で誘われたし……と、先輩ふたりの晩節を汚して荒らす覚悟を決めました。
【イントロダクション】
世の中の役に立ちたくなった男と、誰かの役に立っていたかを知りたくなった男が、それぞれの土地と時空を激しく右往左往した結果、垂直固定してみえるクランプ系物語!
<公演情報>
らんぶる 第一回公演『晩節荒らし』
出演:佐藤誓 山西惇
作・演出:福原充則
【東京公演】
7月2日(水)~9日(水)
会場:新宿シアタートップス
【大阪公演】
7月19日(土)・20日(日)
会場:ABCホール
公式サイト最速先行受付:5月10日(土) 10:00~17日(土) 23:59
https://w.pia.jp/s/lambre25ks/
公式サイト:
https://www.lambre.jp/
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