【全リスト掲載】吉沢亮・河合優実らが受賞、第34回日本映画批評家大賞の結果発表
映画
ニュース

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」ポスタービジュアル ©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
第34回日本映画批評家大賞の受賞タイトル・受賞者が発表され、呉美保監督・吉沢亮主演作「ぼくが生きてる、ふたつの世界」が作品賞などを受賞した。
「ぼくが生きてる、ふたつの世界」は、耳が聞こえない両親のもとに生まれ、コーダ / CODA(Children of Deaf Adults)として育った青年の葛藤と家族の絆を描いた物語。作品賞のほか、吉沢が主演男優賞、忍足亜希子が助演女優賞、田端華子が編集賞(浦岡敬一賞)に輝いた。
また「あんのこと」の入江悠が監督賞、河合優実が主演女優賞を獲得。助演男優賞には「まる」の綾野剛、「ミッシング」の森優作、新人監督賞には「ナミビアの砂漠」の山中瑶子が選ばれた。
1991年に水野晴郎が発起人となり、映画批評家たちが映画人に贈る賞として設立された同賞。本年度は2024年公開の日本映画作品の中から16賞・18組に授与され、選考委員には代表の島敏光のほか、伊藤さとり、新谷里映、中村梢、松崎健夫、安田佑子が名を連ねた。
授賞式は6月9日に東京・東京国際フォーラム ホールCで開催。観覧チケットは本日4月24日正午よりイープラスで販売される。
授賞対象一覧は以下の通り。
第34回日本映画批評家大賞 受賞タイトル・受賞者
作品賞
「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(監督:呉美保)
監督賞
入江悠「あんのこと」
主演男優賞
吉沢亮「ぼくが生きてる、ふたつの世界」
主演女優賞
河合優実「あんのこと」
助演男優賞
綾野剛「まる」
森優作「ミッシング」
助演女優賞
忍足亜希子「ぼくが生きてる、ふたつの世界」
ドキュメンタリー賞
「大きな家」(監督:竹林亮)
アニメーション作品賞
「ルックバック」(監督:押山清高)
新人監督賞
山中瑶子「ナミビアの砂漠」
新人男優賞(南俊子賞)
齋藤潤「カラオケ行こ!」
本山力「十一人の賊軍」
新人女優賞(小森和子賞)
長澤樹「愛のゆくえ」
脚本賞
甲斐さやか「徒花-ADABANA-」
編集賞(浦岡敬一賞)
田端華子「ぼくが生きてる、ふたつの世界」
松永文庫賞(特別賞)
東映剣会
ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)
根岸季衣「サユリ」
ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)
草笛光子「九十歳。何がめでたい」