山内ケンジ脚本・監督の新作映画「アジアのユニークな国」全国公開
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映画「アジアのユニークな国」メインビジュアル
城山羊の会の山内ケンジが脚本・監督を務める新作映画「アジアのユニークな国」が、6月28日から東京・ポレポレ東中野ほかで全国公開される。
“純粋社会派深刻喜劇”と銘打たれる本作は、山内の長編映画第5作。都内に夫と暮らす妻・曜子は、ある政治家が嫌い。最近、自宅で義理父の介護をする傍ら、違法風俗を行っているが、日中仕事に出ている夫は気がついておらず……。出演者には鄭亜美、岩本えり、金子岳憲、岩谷健司、鈴木将一朗、泉拓磨、島田桃依、浅井浩介、波多野伶奈、村上晴、赤刎千久子、丙次、金谷真由美、西出結、北原州真、山内政勝が名を連ねた。
山内は、本作に込めた思いを「普段小劇場で演劇を作っている者ですが、特にコロナ以降ですか、正しいことを言う話が以前にも増して多くなり、なおかつそこにたくさんのお客さんが来ていてもういい加減ヘキエキしている私です。映画はもっとそうではないでしょうか? なので、『いいは悪いで悪いはいい』的なものを書かないともう普通に呼吸もできない、となったのです」と語った。
©︎『アジアのユニークな国』製作委員会