荒木飛羽の主演作「スメルズ ライク グリーン スピリット」映画化、ドラマ版を再編集
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「劇場版 スメルズ ライク グリーン スピリット」ポスタービジュアル
荒木飛羽が主演を務めたドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」が映画化。再編集し、オリジナルエピソードを追加した「劇場版 スメルズ ライク グリーン スピリット」として6月に公開される。
永井三郎の同名マンガをもとにした本作は、平成の閉鎖的な田舎を舞台に、自分のアイデンティティに気付いた主人公・三島フトシと、彼を取り巻く少年たちが過ごすひと夏を描いた青春ストーリー。クラスメイト・桐野マコトからいじめを受けていた三島は、隠れて口紅を塗ったり、女性ものの服を着たりすることを日課としていた。ある日彼は、自身がなくした口紅を桐野が自らの唇に塗ろうとしているところを目撃する。
荒木が三島を演じ、桐野役で曽野舜太(M!LK)、バスケ部に所属するクラスのムードメーカー・夢野太郎役で藤本洸大、都会から転任してきた社会科教師・柳田役で阿部顕嵐(7ORDER)が出演。荒木は「特に、三島と桐野が初めて心を通わせる屋上のシーンは、スクリーンで観るのが楽しみで仕方ありません! この物語が、誰かの心に寄り添うきっかけになれば嬉しいです」と心境を語った。そのほかのキャストや、監督・澤田育子のコメントを後掲している。あわせて解禁されたポスタービジュアルには、枝優花が撮影した三島の姿がデザインされた。
なお5月26日に完成披露上映会イベントが行われることも明らかに。上映後には荒木、曽野、阿部、澤田のほか、音楽を担当した中村中の登壇が予定されている。詳細は映画公式サイトを確認してほしい。
「劇場版 スメルズ ライク グリーン スピリット」の配給はポニーキャニオンが担う。
荒木飛羽 コメント
映画化が決まり、驚きと嬉しさでいっぱいです!
特に、三島と桐野が初めて心を通わせる屋上のシーンは、
スクリーンで観るのが楽しみで仕方ありません!
この物語が、誰かの心に寄り添うきっかけになれば嬉しいです。ぜひ劇場でご覧ください!
曽野舜太 コメント
「スメルズ ライク グリーン スピリット」が映画になります!
再び桐野マコトとして皆さんの前に立てることが、本当に嬉しいです。
スクリーンで観ることで、桐野と母の静かな対話や、
何気ない瞬間の中にある繊細な感情が、より深く届けられると思います。
人を想うことの形や温度を、劇場で感じていただけたら嬉しいです。
藤本洸大 コメント
夢野太郎役、藤本洸大です。
映画化されると聞き、本当に嬉しく思います。
僕が一番青春を感じた三島と桐野が自転車を漕いでいるシーンを大きなスクリーンで観られることが楽しみです!
何よりも、夢野というキャラクターと向き合った日々は、僕にとっても大切な時間だったので、
さらに多くの方にこの作品を届けられたら良いなと思っています。
ぜひ劇場にて、皆様それぞれがこの作品から感じ取れたものを心に刻んでいただけたら嬉しいです。
阿部顕嵐 コメント
皆さんが観てくださったから映画化します、ありがとうございます。
映画に向けて新しいシーンの撮影をしたんですけど、
久しぶりにスタッフの皆さんと会えて、楽しく素敵に撮ってもらえました。
あの少し影がある綺麗な夏を大きなスクリーンで観れるのが僕も今から楽しみです。
是非お楽しみに!
澤田育子 コメント
作品を装い新たにスクリーンに投映できること、非常に嬉しく思います。
誰かのことを思ったり、誰かのことを思うが故に自分と闘ったり、
誰かにとっての「正しさ」が誰かの「痛み」であったり。
豊かで自由な大自然薫る中で、迷いながら、願いながら、どうしようもない息苦しさで踠き続ける。
不器用に、真っ直ぐに、時に残酷に、滑稽に。
けれど。誰かを思う根底には、優しい風が流れている。
優しい風がいっぱい集まって、世界が平和でありますように。
もしかしたら、誰もが自己を投影できる物語なのかもしれません。
スクリーンで御覧いただけたら幸いです。
惜しみない愛と技術で尽力してくれたスタッフ&キャストに、最大級の感謝です。
thanks & love!
©︎「劇場版 スメルズ ライク グリーン スピリット」製作委員会