カンヌ国際映画祭でグランプリ、インドの女性を描く「私たちが光と想うすべて」公開
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「私たちが光と想うすべて」ポスタービジュアル
第77回カンヌ国際映画祭でグランプリ、第18回アジア・フィルム・アワード(AFA)で作品賞に輝いた、インドを舞台とする映画「All We Imagine as Light」が「私たちが光と想うすべて」の邦題で7月25日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。
本作は、インド・ムンバイ出身のパヤル・カパーリヤーによる長編劇映画デビュー作。ムンバイで看護師をしているプラバと、歳下の同僚アヌを軸に物語が展開する。彼女たちはルームメイトとして一緒に暮らしているが、真面目なプラバと陽気なアヌの間には少し心の距離があった。プラバは親が決めた相手と結婚したが、ドイツで仕事を見つけた夫から音沙汰がない。アヌにはひそかに付き合うイスラム教徒の恋人がいるが、親に知られたら大反対されることはわかっていた。そんな中、病院の食堂に勤めるパルヴァディが故郷の村に帰ることに。プラバとアヌはパルヴァディを見送る旅に出るが、別世界のような村である出来事が起こる。カニ・クスルティ、ディヴィヤ・プラバ、チャヤ・カダムが出演した。
このたび到着したポスタービジュアルには、夜のムンバイの駅で静かに佇むアヌの姿が。「運命から、解き放たれる」というキャッチコピーが添えられている。またプラバの夫から突然、炊飯器が届くシーンを捉えた場面写真も公開された。
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