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福山雅治が映画『長崎―閃光の影で―』主題歌をプロデュース ジャパネットが映画へ初出資も

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『長崎―閃光の影で―』ビジュアル (C)2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会

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7月25日(金) より長崎先行公開、8月1日(金) より全国公開される映画『長崎―閃光の影で―』の主題歌プロデュースとディレクションを福山雅治が担当することが発表された。

本作は、日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後にまとめた手記『閃光の影で-原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記-』を基に脚本を執筆し、被爆3世の松本准平監督がメガホンを取った作品。1945年8月9日、原爆投下後の長崎を舞台に看護学生のスミ(菊池日菜子)、アツ子(小野花梨)、ミサヲ(川床明日香)の行動と心情が描かれる。

長崎出身の福山は、松本監督からの「祖父たちの被爆体験を受け継ぎ平和を次世代に伝えるべく、映画のエンディングを飾る主題歌を福山さんに担当していただきたい」というオファーを快諾。2014年に発表した自身の楽曲「クスノキ」を本作のために新たにアレンジした。同曲は爆心地から800メートルの地点で被爆し一時は枯死寸前となりながらも、驚異の生命力で今もなおたくましく生き続ける山王神社(長崎市)の“被爆クスノキ”が題材となっている。

主題歌「クスノキ ―閃光の影で―ver.(仮)」は、主演の菊池、小野、川床の3人が歌唱したバージョンとなっており、使用楽器も明治期に製造され、第1次及び第2次世界大戦の戦火を乗り越えて生き続けるヴィンテージオルガンを用いて、新たにレコーディングが行われた。

また、ジャパネットホールディングスが初の試みとして、本作へ出資することも発表された。ジャパネットは「長崎出身で被爆3世である松本准平監督の作品で、長崎スタジアムシティのクリエイティブプロデューサーでもある福山雅治さんの楽曲『クスノキ』が使用されているこの作品にご縁を感じ、戦後80年の節目に、平和を真摯に考え、長崎を地元とする企業として、この映画の普及に貢献できればという想いで出資を決定いたしました」とコメントしている。

■福山雅治 コメント
このたび、『長崎―閃光の影でー』主題歌のプロデュース・ディレクションを担当させていただき、大変光栄に思います。
レコーディングでは、スミ、アツ子、ミサヲとしてそれぞれ当時の役を生きた菊池さん、小野さん、川床さんの3人にしか表現できない「生命の叫び」をレコーディングすることができました。
映画の中では多くの命が失われますが、作品の最後に「命の目撃者、魂の代弁者」である彼女たちの歌声が響くことで、「魂は奪われない」というメッセージに昇華されたと感じました。

■ジャパネットホールディングス代表取締役社長 兼 CEO 髙田旭人 コメント
長崎の原爆を描いた映画が少ないことを知り、この作品を長崎のコンテンツとして、長崎にお住まいの方はもちろん、広く日本中、世界中のあらゆる世代の方に観ていただきたいと思っています。今年2025年の夏に、日常が突如奪われてしまった少女たちの姿を通じ平和の尊さをまっすぐに描いているこの作品から感じ、考えることは少なくありません。
ジャパネットグループとしても、長崎スタジアムシティでのイベントの実施やBS10での放送なども通して広めて行けたらと思います。

<作品情報>
『長崎―閃光の影で―』

7月25日(金) より長崎先行公開
8月1日(金) より全国公開

公式サイト:
https://nagasaki‐senkou‐movie.jp/

(C)2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会

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