ロックシーンに多大な影響を与えたレッド・ベリーのドキュメンタリー、予告解禁
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「ロックの礎を築いた男:レッド・ベリー ビートルズとボブ・ディランの原点」場面写真
ミュージシャン、レッド・ベリーのドキュメンタリー映画「ロックの礎を築いた男:レッド・ベリー ビートルズとボブ・ディランの原点」の予告編がYouTubeで解禁された。
オデッタ、ピート・シーガー、ハリー・ベラフォンテ、B.B.キング、ジョーン・バエズといったそうそうたるミュージシャンが登場する本作。レッド・ベリーの演奏風景、歌声を保存したアーカイブ映像、ポール・マッカートニーによるカバー演奏なども収録されており、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビーチ・ボーイズ、レッド・ツェッペリン、ニルヴァーナなど後世のロックシーンに多大な影響を与えた“伝説の12弦ギタリスト”の軌跡をたどる。
予告編には「レッド・ベリーなくして、ビートルズはなかった」というジョージ・ハリスンの言葉が映し出される。また「彼の12弦ギターの音色は素晴らしかった」「アメリカ黒人の苦難を歌いました。ときには希望についても」「レッド・ベリーのような伝え方をできる人はいない」といった証言も収められた。
本作の字幕を監修したピーター・バラカンは「レッド・ベリーがいなければイギリスのスキフル・ブームはなく、スキフルがなければおそらくビートルズもなかったでしょう。この映画によってレッド・ベリーという人物はようやく立体的に現れてきます」と語っている。
カート・ハーンが監督を務めた「ロックの礎を築いた男:レッド・ベリー ビートルズとボブ・ディランの原点」は、5月23日より東京の池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。
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