趣向「パンとバラ」ツアー長野でスタート、オノマリコ「誰かの生活の中のバラになれれば」
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趣向「『パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。』再々演ツアー2025」より。
趣向「パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。」再々演ツアー2025が、本日4月26日に長野・犀の角で開幕する。
これは2021・2022年にも上演された、趣向による音楽劇。作劇を趣向のオノマリコ、演出を空観の扇田拓也、音楽を後藤浩明が手がける本作では、オスカー・ワイルドの「サロメ」をモチーフに、生きづらさを抱える大人たちが、演劇を作りながら、互いに励まし合い生きる姿が描かれる。出演者にはKAKAZU、伊藤昌子、海老根理、大川翔子、榊原美鳳、前原麻希、三澤さきが名を連ねた。
オノマは開幕に際し「いよいよ、パンとバラ再々演ツアー2025が開幕しました! 長野県上田市から、大阪府富田林市、神奈川県横浜市をまわります。2022年に、公演が途中で中止になってしまった無念を晴らしつつ、さまざまな土地で新しく出会うことができる方々に、楽しんでいただければと思います。コロナ禍に不要不急といわれた演劇は、誰かの生活の『パン』にはならないけれど、誰かの生活の中の『バラ』になることができれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。
上演時間は約2時間5分、公演は27日まで長野・犀の角、5月4・5日に大阪・すばるホール 小ホール、9日から11日まで神奈川・神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIで行われる。
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