劇団5454の短編シリーズ「カタロゴス」、第4弾テーマは“玉”と“石”

劇団5454 2025年初夏企画公演「カタロゴス～『玉』／『石』についての短編集～」が5月27日から6月1日まで東京・シアター711にて上演される。

本公演は、“カタログ”の語源である「カタロゴス」をタイトルに、身近な物事を取りまとめる、劇団5454の短編シリーズ。第4弾となる今回は、“玉”と“石”をテーマにした2編を上演する。

作・演出を手がける春陽漁介は、上演に向けて「石だったら、石頭、パワーストーン、一石二鳥、石橋を叩いて渡る、メデューサ……玉だったら、玉の輿、玉手箱、手玉に取る、玉座、ビリヤード、水晶……（注：ここにピックアップした言葉から作品が出来るかはまだ未定です！）二つそれぞれの言葉にたくさんの広がりがありますが、玉と石を合わせて『玉石混交（ぎょくせきこんこう）』という言葉もあります。価値のあるものとないものが入り混じっていることを意味する四字熟語です。生活であまり馴染みのない熟語ですが、僕はこの熟語に惹かれました」と思いを述べ、「それぞれ短編4本程度の90分くらいの作品を予定しており、気軽に！でもお土産は多く！な公演にいたします。ぜひご来場ください」と観客にメッセージを送った。

出演者には劇団員の森島縁、榊木並、窪田道聡、高品雄基、岸田百波のほか、伊澤実輝、鹿島裕介、木村佳奈枝、新里乃愛、鈴木千菜実、永田直人、宮野浩真、山下聖良、山本千尋が名を連ねた。上演時間は約1時間30分。