菊池日菜子『か「」く「」し「」ご「」と「』撮影で“考えただけでは行けない世界”へ
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『か「」く「」し「」ご「」と「』新場面写真
奥平大兼と出口夏希がダブル主演を務めた映画『か「」く「」し「」ご「」と「』より、菊池日菜子扮する黒田文(パラ)の場面写真が解禁された。
同作は“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”高校生たちの青春ラブストーリー。奥平が引っ込み思案な大塚京、出口が底抜けに明るい三木直子(ミッキー)、Aぇ! groupの佐野晶哉が人気者の高崎博文(ヅカ)、早瀬憩が内気で控えめな宮里望愛(エル)を演じた。
パラは、ミッキーをいつも近くで見守る親友で、予測不能な言動によって周囲を翻弄するマイペースなキャラクター。素の自分となりたい自分の間で悩んでおり、それらの間にも何層ものグラデーションがある難しい役どころだ。このたび到着した写真には、パラが目に涙をためて誰かを見つめるシーン、教室で明るく振る舞う姿などが収められた。
監督の中川駿は「エネルギーを感じたし、頭で考えただけでは行けない世界まで達していたと思います」と撮影時の菊池を称賛する。なお見どころの1つであるパラとヅカの会話シーンでは、菊池が脚本にはない演技を見せたそう。カットがかかったあとに中川と佐野は「(菊池の)いい芝居が引き出せた」と固く握手を交わした。
住野よるの小説をもとにした『か「」く「」し「」ご「」と「』は、5月30日より全国ロードショー。
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