十朱幸代がお雪として語る『燃えよ剣』～土方歳三に愛された女、お雪～、ファイナルステージの上演が決定

新選組の副隊長・土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎による歴史小説『燃えよ剣』を、十朱幸代が土方と熱い恋を生きた女“お雪”として語る『燃えよ剣』～土方歳三に愛された女、お雪～が、8月2日(土) に三越劇場で上演される。

本公演は2013年より上演を重ねてきたが、今回ついにファイナルステージを迎える。台本・演出は笹部博司が務め、磨きのかかった十朱幸代の語りと、宮川彬良のピアノ演奏で極上の時間を届ける。

三越劇場で上演に先駆け、7月20日(日) に森ノ宮ピロティホール、7月28日(月) に長万部町学習文化センター、7月30日(水) に稚内総合文化センターでも上演される。チケットの一般発売は6月7日(土) 10時よりスタートする。

■台本・演出：笹部博司 コメント
十朱幸代さんのお雪はとても可愛くて愛おしい。僕はいつも最後のシーンで泣いてしまいます。十朱さんはこうおっしゃって下さっています。「私は熱中するけれども、とても飽きっぽい。舞台も途中で飽きてしまっている自分に気がつく。だから一度やったものは、二度やりたくないし、再演も好きではない。でも、このお雪はいくらでもやっていたい気がします。やってもやってもその先があるのです。自分の中にこんな気持ちが生まれるなんて不思議な気がします」。十朱さんが女優人生の終活としたいとおっしゃった『燃えよ剣』。ぜひご覧ください。

■十朱幸代 コメント
私はとても恵まれた女優人生でした。
もう思い残すことはないと思っていました。
ところが、その気持ちは突然沸き起こりました。
もう一度、あの恋を生きたい。
相手は鬼より怖いと恐れられた新選組の副隊長土方歳三。
お雪は、歴史上の人物ではありません。
過激な人生を生きた土方の心を癒す唯一の存在として創作された女性です。
慎ましく、優しく、激しく、切なく燃え上がった恋。
司馬遼太郎は『燃えよ剣』という物語で、自分の夢を実現したのだと思います。
私はもう一度、お雪に出会いたいと願います。
劇場でお待ちしております。

＜公演情報＞
『燃えよ剣』～土方歳三に愛された女、お雪～

原作：司馬遼太郎『燃えよ剣』（新潮社）
出演：十朱幸代
台本・演出：笹部博司
音楽・演奏：宮川彬良

【東京公演】
日程：8月2日(土) 開演15:00
会場：三越劇場

【大阪公演】
日程：7月20日(日) 開演13:00
会場：森ノ宮ピロティホール

【北海道公演】
日程：7月28日(月) 開演18:30
会場：長万部町学習文化センター

日程：7月30日(水) 開演18:30
会場：稚内総合文化センター

チケット一般発売日：6月7日(土) 10:00～
https://w.pia.jp/t/moeyoken2025/

公式サイト：
https://ml-geki.com/moeyoken2025/