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『ガンニバル』シーズン2、オフショットも収録したメイキングムービー〈撮影編〉公開

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『ガンニバル』シーズン2 メイキングカット (C)2025 Disney

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ディズニープラスで独占配信されている『ガンニバル』シーズン2より、メイキングムービー〈撮影編〉が公開された。

本作は、累計発行部数400万部を超える二宮正明原作の同名サスペンスコミックの実写化作品。とある美しい村をめぐる恐ろしい噂の真相に主人公の警察官が迫ることで、村の秘密を守ろうとする後藤家と対立、狂乱の戦いに自ら身を投じていく姿を描く。完結編となるシーズン2では、村に隠されたすべての真実がついに明らかとなる。

映像では、主演の柳楽優弥が「片山監督はみんなから愛されている方で、その片山監督が俳優部もしっかり愛している」「物語は喧嘩が多いのですが、(全員と)コアがちゃんと繋がっているのを感じます」と、作品を作り上げるチーム全体が深い信頼関係で結ばれていたことを明かしており、柳楽演じる大悟の妻・有希役の吉岡里穂、そして娘のましろを演じた志水心音らが真剣な様子で撮影に挑む様子が映し出されている。

そして、後藤家と警察との激しい抗争シーンの緊迫の裏側が映し出されると、当主の恵介を演じた笠松将も「火をつけたのは片山監督ですよね」と、片山慎三監督だからこそ生み出せた現場の圧倒的な熱量を振り返る。そんな笠松は本作で、自身の体にカメラを着け、躍動感あふれる映像を押さえるボディーマウントという手法での撮影に挑んでおり、映像にもカメラを装着したままアクションをこなす貴重な姿が収められている。

片山監督は「前回なかった、恵介にカメラをつけて一緒に動いたりとか“あの人”の目線でヘルメットにカメラをつけて動いたりとか、誰かの目線でカメラみたいなアングルがシーズン1より多かったですね」と撮影の裏側について語り、シーズン2でスケールアップした映像を生み出した撮影手法を告白。さらに片山監督は、シーズン1から使用され、大活躍をしてきた通称“ロングジブ”と呼んでいる5mのクレーンカメラも多用するなど、ゴージャスな映像を作り上げた驚きの撮影技法まで明かした。

さらに、後藤家と供花村に根付く呪いについて明かされる過去編にてシーズン2から新たに加わった恒松祐里、倉悠貴も映し出される。70年以上前の村を再現するため広大な屋敷での撮影や雪山での撮影が映し出され、恒松は「片山さんをはじめとした監督たちのヴィジョンが広がっている」と片山監督、佐野隆英、大庭功睦の監督の作り出した世界を絶賛。また、倉は「精密な美術の中で、何が出来るか常に考えながらやっていた」と、ベストを尽くすべく模索していたと撮影を振り返った。

撮影は冬の寒い時期に行われており、夏の設定で展開する物語において、役者陣は苦労を強いられたという。それでもなお、「『ガンニバル』を世界の人に届けたいという思いが一致団結していて、すごくかっこいいチームだった」と、作品への強い想いを明かす吉岡や、「出来上がったものを観てとにかく面白かった。2回観ましたから」と自信を語る笠松らの言葉に続き、「アクションだけでなく、時代が反映されているような作品」と明かす柳楽の表情からはどこか清々しさすら感じられる。

映像の後半には、これまで観ることのなかった現場の和気あいあいとしたオフショット、そして俳優たちの確かな手ごたえを感じさせる裏側が切り取られてており、物語完結を迎えた今だからこそ、堪能できるメイキング映像となっている。

『ガンニバル』シーズン2 メイキングムービー〈撮影編〉

<作品情報>
『ガンニバル』シーズン2

ディズニープラス「スター」で独占配信中

(C)2025 Disney