鹿島が4連勝でがっちり首位固めか? 町田が2連勝で上位をうかがうか?
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チャヴリッチ(鹿島アントラーズ) (c)J.LEAGUE
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すべて見るまさかの3連敗の後に3連勝! 再び首位に浮上した鹿島アントラーズが『明治安田J1リーグ』第14節でFC町田ゼルビアを迎え撃つ。12日間で4試合を戦うGW決戦で白星街道を突っ走る構えだ。
4月29日・第13節・横浜FC戦は前戦の名古屋グランパス戦と同様に苦しい前半となった。なかなかボールが収まらず、相手のロングボールやサイド攻撃に何度かヒヤリとさせられた。それでも我慢強く戦うと、前半終了間際にチャンス到来。45分2列目に回った鈴木優磨のクロスに合わせた左SB安西幸輝のシュートは残念ながら相手GKの好守に阻まれた。
後半に入ると、鹿島が早速ワンチャンスをものにする。右SHチャヴリッチがボックス内でファウルを得ると、自らPKを沈めて49分に先制。67分には安西の長いサイドチェンジをゴール前でチャヴリッチが収めてGKをかわすとフリーの鈴木へ横パス。鈴木はカバーに入ったDFの頭上を射抜いた。77分にはボランチ三竿健斗が自陣深くからカウンターのスイッチを入れ、最後はシュートに持ち込み、オウンゴールを誘った。そして80分相手に至近距離からシュートを放たれたが、GK早川友基が好セーブ。見事に3-0で3連勝を飾ったのだった。
試合後、鬼木達監督は「我慢という部分では非常に自分たちらしさが出せた。ただ選手への期待も大きいので、もっともっとボールを受ける作業だったり、ゴールに向かう作業だったり、ひと手間がもうひとつあると、より脅威になると思う」と選手を評価しつつ、さらに上のレベルを求めた。
対する町田は6戦負けなしから一転3連敗となったが、前節・セレッソ大阪戦で連敗を止めた。3試合連続無得点の町田が序盤から立て続けにゴールチャンスを作っていく。しかし、得点に至らないと見ると、黒田剛監督は後半開始からオ・セフン、ナ・サンホ、林幸多郎の3枚代え。すると49分林のボール奪取からナ・サンホがドリブルで運んで左WB中山雄太へパス。その中山のクロスを足元で受けたオ・セフンがゴールネットを揺らして待望の先制点を獲得した。さらに町田はゴールへの圧力を高めて畳み掛けると、78分には相馬勇紀の左CKをDFドレシェヴィッチがヘディングで合わせて追加点をマーク。終了間際に1点返されたが2-1のスコア以上の完勝に、黒田監督も「この勝利は今後上昇していくキッカケになると思う」とキッパリ。
果たして、鹿島が4連勝でがっちり首位をキープするのか、それとも、町田が2連勝で上位をうかがうのか。『明治安田J1』第14節・鹿島×町田は5月3日(土・祝)・茨城県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。本試合は「リクルートエージェント スペシャルマッチ」として開催。来場者先着2万名にオリジナルうちわをプレゼント。カシマDANDANひろばではゴーカート体験が楽しめ、NIIPPON STEELゲート付近にははたらくくるまが集合し、スポーツセンター内ではコロコロコミックとのコラボ企画も実施される。もちろん、クリーニング専科キッズパークではふわふわ遊具が満喫できる。試合の模様はDAZNでライブ配信。チケットは鹿チケ(Jリーグチケット)にて発売中。
鹿チケ(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/
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