「かたつむりのメモワール」予告&ポスター、日本語ロゴは監督アダム・エリオット直筆
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「かたつむりのメモワール」ポスタービジュアル
ストップモーションアニメ「かたつむりのメモワール」の予告編とポスタービジュアルが到着した。
「メアリー&マックス」のアダム・エリオットが手がけた本作。1970年代のオーストラリアを舞台に、カタツムリを集めることだけが心の拠り所だった孤独なグレースが、個性豊かな人々と出会い生きる希望を見出していくさまが描かれる。声のキャストにはサラ・スヌーク、ジャッキー・ウィーバー、コディ・スミット=マクフィー、ドミニク・ピノン、エリック・バナ、ニック・ケイヴが名を連ねた。
予告編は、グレースが一心同体である双子の弟ギルバートと楽しく暮らすシーンからスタート。やがてギルバートと離ればなれになり心を閉ざしたグレースが、風変わりなおばあさんと出会い、前を向いていく様子が映し出される。ポスタービジュアルには、グレースとギルバートが仲むつまじく読書をするさまが切り取られた。日本語のタイトルロゴはエリオットの直筆で、日本だけの特別デザイン。3月に来日した際に書いたもので、エリオットは「特に“む”の形が面白いね!」と初めて書く日本語を楽しんでいたという。予告編、エリオットが日本語タイトルロゴをデザインする様子はYouTubeで公開中だ。
第97回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされた「かたつむりのメモワール」は6月27日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国で順次公開。製作期間は8年にわたり、セットの数は200、小道具の数は7000、カットの数は13万5000にのぼる。
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