文劇8「紡グ者ノ序曲」に“明星”が集結、北原白秋役の佐藤永典「新たに1歩踏み込んで」
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舞台「文豪とアルケミスト 紡グ者ノ序曲」より。
舞台「文豪とアルケミスト 紡グ者ノ序曲」が5月1日に東京・IMM THEATERで開幕した。
舞台「文豪とアルケミスト」は、DMM GAMESで配信されている同名ゲームを原作とした舞台シリーズ。第8弾となる今回は、第3弾と第6弾にも登場した北原白秋を主人公にした物語が展開する。北原役を佐藤永典が演じるほか、石川啄木役で櫻井圭登、高村光太郎役で松井勇歩、久米正雄役で安里勇哉、直木三十五役で北村健人、小泉八雲役で林光哲、ファウスト役で原貴和、そして舞台オリジナルキャラクターの青年役で松村龍之介が出演する。
開幕に際し、佐藤は「今回“明星”というチームがそろって、北原白秋の今まで見せていた部分以外の、苦悩や、文学に対する向き合い方、仲間に対する思いなどをさらに深くお見せできるかなと思います」とアピール。
櫻井は「(石川)啄木先生は、場を明るくする、誰に対してもフラットな人物ですが、どこかちょっと影があって、とても魅力的な役どころ。今回は、白秋と高村と共に舞台上にいられるありがたさを噛み締めて演じ切りたいなと思っております」と語り、松井は「第7弾で高村光太郎の“想い人”に触れるシーンが少しだけありましたが、今回の第8弾では高村光太郎の心の奥の方にある負の部分に触れるシーンがあります。高村光太郎のおっとりとした穏やかなキャラクターとは違う部分をお見せできるのではないかな」とコメント。
シリーズ初参加となる松村は「僕(が演じる青年)のすること、成すこと、そして存在自体がこの物語の根幹となり得る」とオリジナルキャラクターについて紹介しつつ、「夢や信じるものにひたむきに真っ直ぐ走る姿に、誰しもが共感できるポイントがあるのではないかなと思います」と述べた。
最後に、佐藤は「毎回素敵な作品が生まれていると思いますが、最新作をやらせていただくからには『これが最高傑作になるように』と思っていて、それにふさわしいものができているんじゃないかなと思います」「新たに1歩踏み込んだ『文劇8』、ぜひ応援していただき、舞台と配信を観ていただきたいなと思います」と呼びかけた。
上演時間は約1時間55分。東京公演は5月11日まで。本作はその後、17・18日に京都・京都劇場で上演される。なお一部公演では、ニコニコ生放送でライブ配信が実施される。詳細は公演の公式サイトで確認を。
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