ドニー・イェンやルイス・クー共演、香港アクション「導火線」期間限定で最終上映
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「導火線 FLASH POINT」メインビジュアル
ドニー・イェン、ルイス・クーらが共演した香港アクション映画「導火線 FLASH POINT」が今年の8月末に日本国内の権利が終了することに伴い、5月30日から6月12日までの期間限定で東京・シネマート新宿にて最終上映されることが明らかに。新たに制作されたメインビジュアルが到着した。
ウィルソン・イップが監督を務めた本作は、イギリスから中国への返還を間近に控え、混沌とした雰囲気が漂っていた1997年の香港を舞台とするクライムアクション。正義感の強い刑事マーは、ベトナム人のアーチャー、トニー、タイガーの3人兄弟が率いるマフィアの組織を追っていた。相棒の刑事ウィルソンが組織に潜入するも正体を見破られ、ウィルソンの恋人ジュディが人質に取られることに。怒りに燃えたマーは、マフィア相手に1人で戦いを挑む。
ドニー・イェンがマーを演じ、ウィルソンに「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のルイス・クー、ジュディに「緑の夜」のファン・ビンビンが扮した。またコリン・チョウ、レイ・ロイ、シン・ユーがベトナム人マフィア3兄弟を演じたほか、谷垣健治も出演。2007年に香港で公開され、日本では2011年に上映された。
なおドニー・イェンは主演のほか、製作、アクション監督も担当。作品に総合格闘技(MMA)を盛り込み、アクションを設計した。香港電影金像奨、金馬奨にて最優秀アクション設計賞を受賞したほか、トーラス・ワールド・スタント・アワードの外国映画部門で最優秀アクション賞に輝いている。
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