全編iPhone 16 Proで撮影された是枝裕和監督作品『ラストシーン』がYouTubeで公開
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Appleが、iPhoneのみを使って写真や映像を撮影するキャンペーン「iPhoneで撮影 ー Shot on iPhone」の一環として、是枝裕和監督が全編iPhone 16 Proで撮影した短編映画『ラストシーン』を公開した。
本作は、鎌倉の街を舞台にした是枝監督初のタイムトラベルラブストーリー。「未来に何が残り、何が消えるのか」をテーマに、テクノロジーなどが進化する中で、50年後にも残したいものとは何か。日々の小さな選択によって、どんな未来が作られていくのか。観終えた後、観客のひとりひとりが自身の選択について考えさせられる物語となっている。

ストーリーの主要人物を演じるのは、是枝作品に初出演する仲野太賀、福地桃子、黒田大輔、是枝作品に長く携わるリリー・フランキー。製作陣は、長年にわたって是枝監督作品に携わってきた、写真家の瀧本幹也が撮影監督を務め、主題歌にはVaundyの書き下ろし楽曲「まじで、サヨナラべぃべぃ」が起用された。
iPhone 16 Proのカメラが、海の街鎌倉に広がる美しい空や海の色、動き、絶妙な細部のみならず、俳優陣の微妙な表情の変化や複雑な感情の交差をも捉え、魅力的な27分の短編映画が完成した。

本作をiPhone 16 Proで全編撮影したことについて、是枝監督は「自然でありのままの映画にしたいと思い、本当に、日常生活の中にあるつかの間の瞬間、当たり前だと思っている大切なものを撮影しました。私は、登場人物たちがレストランから鎌倉へ、そして観覧車へと向かう、穏やかで、温かい人間性あふれるビジュアルを心に描きました。iPhoneのカメラ機能のおかげでストーリーに深みが出て、普通のものが特別になりました」とコメントしている。
『ラストシーン』本編
『ラストシーン』の舞台裏
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