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橋田賞新人賞の河合優実「作品が届いているんだと実感した」、奈緒と松本若菜も受賞

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第33回橋田賞・橋田新人賞の受賞者。左から河合優実、奈緒、松本若菜

第33回橋田賞の授賞式が本日5月10日に東京・ホテルニューオータニで開催され、橋田賞新人賞に輝いた河合優実、奈緒、松本若菜が登壇した。

同賞は、脚本家の橋田壽賀子が創設した橋田文化財団によって設立され、芸術性の豊かな完成度が高い番組や出演者、制作スタッフに贈られるもの。「不適切にもほどがある!」に主人公の娘・小川純子役で出演し、「RoOT / ルート」で坂東龍汰とともにダブル主演を務めた河合は「去年は、これまでテレビドラマでお芝居する経験がなかった私が、“今、日本中の皆さんに作品が届いているんだ”と初めて実感できたうれしい年でした」と回想する。続けて「橋田さんとお会いすることは叶いませんでしたが、今を生きている私の代までこういったご縁で継承してくださったものがあると思います。私も、どんな作品に参加するときも生身の体でできることをしていけたらいいなと思います」と語った。

「あのクズを殴ってやりたいんだ」や「春になったら」で主演を務めた奈緒は「橋田壽賀子さんが生誕100年を迎えた今年、私は30歳を迎えました。その節目に新人賞という響きをいただき、思わず胸がときめくような、おそれを感じるような気持ちでおります」と述べる。また「今日受賞された皆様とご一緒できる機会をいただけるとうれしいです」とアピールした。

松本は主演ドラマ「西園寺さんは家事をしない」「わたしの宝物」などを通し、長年の努力が花開いた輝きを見せたことが評価された。2024年の7月期と10月期でまったく異なる役柄を演じた松本は「切り替えはなかなか大変だったと記憶しております」と振り返りつつ、「2024年の『人生何があるかわからないで賞』があったら、きっと私がいただくと思います(笑)。それぐらい、私の人生にとってこれらの作品との出会いは大きなものでした」と充実感たっぷりに述懐。「今後も素晴らしい作品に出会えるよう、俳優として大きくなっていきたいと思います」と力強く宣言した。

映画ナタリーでは引き続き授賞式の模様をレポートする。