ダウン症の青年と中年男性が織りなすインド発コメディ「アハーン」日本版予告
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「アハーン」ポスタービジュアル
ダウン症の当事者であるアブリ・ママジが主演したインド映画「アハーン」の日本版予告がYouTubeで公開された。
ムンバイが舞台の本作は、ダウン症の青年アハーンと中年男性オジーが織りなすコメディ。気難しい性格と潔癖症によって妻のアヌに見限られたオジーは、彼女と会うため、自由な外出を願うアハーンと奇妙な協力関係を築いていく。アブリ・ママジがアハーン役で俳優デビューを飾り、アリフ・ザカーリアがオジー役で出演。ニハリカ・シン、プラビータ・ボルタックールらもキャストに名を連ねた。
予告編には、アハーンが母の作るお菓子をアヌのもとに届け、オジーに「ここは土足禁止なんだがな」と注意されるさまを収録。やがてチキンビリヤニをきっかけに協力するようになるアハーンとオジーの姿や、アハーンが「お金が要る、家を買って結婚したい」と口にするシーンなどが映し出された。
ニキル・ペールワーニーが監督を務める「アハーン」は9月5日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。配給は、医療や健康領域の本を中心に扱う出版社・生活の医療社が担当。これまで映画の配給とは縁がなかったが、代表・秋元麦踏が国際線の機内上映で本作を鑑賞したことで感銘を受け、配給権を取得した。
©︎Will Finds Way Films