吉沢亮と横浜流星が「二人道成寺」を踊る、「国宝」新写真16枚到着

吉沢亮が主演を務め、横浜流星らが共演した映画「国宝」より、歌舞伎舞踊のシーンを含む新写真16枚が解禁された。

吉田修一の同名小説を李相日が映画化した本作では、任侠の家に生まれ、上方の歌舞伎役者の家に引き取られた立花喜久雄の50年に及ぶ一代記がつづられる。吉沢が15歳で天涯孤独となった喜久雄役、横浜が歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役で参加。また喜久雄を引き取り育てる歌舞伎役者・花井半二郎を渡辺謙、喜久雄に大きな影響を与える人間国宝・万菊を田中泯が演じる。

「二人道成寺」のシーンを切り取った新写真には、烏帽子と真っ赤な振り袖をまとって舞う喜久雄、花笠をかぶり振り出し笠を使って踊る俊介の姿が収められた。また「連獅子」で迫力ある親獅子の精役を担う半二郎、「鷺娘」で恋の悲しみにもがく鷺の精を演じる万菊の様子も捉えられている。

中村鴈治郎が歌舞伎指導を務めた「国宝」は6月6日より全国でロードショー。高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作、宮澤エマ、鴈治郎もキャストに名を連ねた。なお同作は第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品される。

©吉田修一／朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会