米監督・脚本家のロバート・ベントン死去、「クレイマー、クレイマー」でオスカー獲得
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2012年のロバート・ベントン (写真提供:s_bukley / Newscom / ゼータ イメージ)
「クレイマー、クレイマー」などで知られるアメリカの映画監督・脚本家のロバート・ベントンが、現地時間5月11日にニューヨークの自宅で死去したと米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が伝えた。92歳だった。死因は明らかになっていない。
ベントンは1932年、南部テキサス州生まれ。コロンビア大学などで学んだのち、雑誌の編集担当を務める。同僚だったデヴィッド・ニューマンと共同で脚本を手がけた1967年の映画「俺たちに明日はない」がアメリカンニューシネマの先駆けとして世界的にヒットし、同作は第40回アカデミー賞で作品賞や脚本賞などにノミネートされた。1979年、自ら監督を務め脚本も担当した「クレイマー、クレイマー」が公開され、第52回アカデミー賞の作品賞、監督賞など5部門を受賞。1984年の「プレイス・イン・ザ・ハート」では、第57回アカデミー賞で脚本賞を獲得した。
(情報提供:共同通信)