日本に予言者現わる…南河内万歳一座が旗揚げ45周年に新作公演「予言者・H」
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南河内万歳一座「予言者・H」チラシ表
南河内万歳一座「予言者・H」が、5月28日から6月1日まで大阪・一心寺シアター倶楽で上演される。
内藤裕敬が作・演出を手がける「予言者・H」は、今年旗揚げ45周年を迎えた南河内万歳一座の新作公演。出演者には、南河内万歳一座の鴨鈴女、荒谷清水、福重友、松浦絵里、市橋若奈、有田達哉、丸山文弥、内藤のほか、“オーディション勇者たち”として奥田未来、桑卓也、片山寛都、木下健、夏目れみ、原口はじめが名を連ねた。
内藤は「日本には、祈祷師、呪術師の類い、神のお告げを語る者、イタコの様な憑依型の口寄せはあるが、歴史上、予言者の存在を私は、ほぼ知らない。キリスト教には、しばしば予言者が現れるが、永きに渡る鎖国の為か? 予言という未来を眺める者が居なかった。この国は、予測と予報、予想の国なのだ。それならばAIで事足りるではないか。全てデータを元とする論理的推察だ。幻想が無い。恐らくAIは幻想を抱けない。出来たとしてもつまらん幻想だろう。幻想を抱けるのは動物だけだ。中でも人間、ホモサピエンス。もしかすると、この能力のおかげで人類は進化を続けたのかも知れない。それは間違ってないでしょう。高度デジタル化の現在、日本に予言者・H現わる。ここから日本は、予言者の国となる」とコメントしている。
なお公演期間後は、映像配信が6月9日10:00から7月7日23:59までPIA LIVE STREAMで実施される。
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