「ハイテンション4K」を伊藤潤二らが語る、阪元裕吾は「圧倒的に惹き込まれる!」
映画
ニュース

「フレンチ・スプラッター オールナイト」入場者特典となる特製ミニポスターのイメージ画像
ホラー映画「ハイテンション4K」より、ホラーマンガ家の伊藤潤二、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの阪元裕吾、イラストライター・三留まゆみのコメントが到着。同作の公開を記念し、「フレンチ・スプラッター オールナイト」が大阪、東京、愛知で行われることも発表された。
「ピラニア3D」「クロール ―凶暴領域―」で知られるアレクサンドル・アジャが2003年に手がけた本作。試験勉強のため静かな田舎にある友人の実家を訪れた女子大学生・マリーが、謎の中年男による惨劇に遭遇し、さらわれた友人を救おうと決死の戦いに挑むさまが描かれる。セシル・ドゥ・フランスがマリーを演じた。
伊藤は「正統的なスラッシャー映画の醍醐味がたっぷり詰め込まれているだけでなく、ラストのあっと驚く意外な趣向が、この映画を独特なものにしていると思います」と述べ、阪元は「これはすごい!! スプラッターホラーを殆ど見ない僕でも、冒頭の叙述トリック(生首に〇〇〇させてたんかい!)から圧倒的に惹き込まれる! コントラストバキバキの絵に映えまくる!」とコメント。三留は「すべてにおいて容赦なし。暴走する愛情。飛び散る血しぶき。強引な展開も反則技もなんのその。アジャだから許す。アジャだからOK」とつづった。3人のコメント全文は下記にまとめた。
「フレンチ・スプラッター オールナイト」は5月30日に大阪・シアターセブン、6月6日に東京・池袋HUMAXシネマズ、6月7日に愛知・伏見ミリオン座で開催。「ハイテンション4K」のほか、女が出産間近の妊婦の家に侵入し巨大なハサミを手に襲いかかる「屋敷女(ノーカット完全版)」、パスカル・ロジェが放つ“トラウマ映画”「ゴーストランドの惨劇」がラインナップに並んだ。入場者プレゼントとして特製ミニポスターを用意。18歳未満は入場不可となるので注意してほしい。詳細は各劇場の公式サイトで確認を。
「ハイテンション4K」は、6月6日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国で順次ロードショー。
※「ハイテンション4K」はR15+指定作品
※「屋敷女(ノーカット完全版)」はR18+指定作品
※「ゴーストランドの惨劇」はR15+指定作品
「ハイテンション4K」公開記念 フレンチ・スプラッター オールナイト
<上映作品>
- ハイテンション4K
- 屋敷女(ノーカット完全版)
- ゴーストランドの惨劇
大阪
2025年5月30日(金) 大阪府 シアターセブン
チケット販売:2025年5月17日(土)正午~
料金:3600円均一
東京
2025年6月6日(金) 東京都 池袋HUMAXシネマズ
チケット販売:2025年5月17日(土)正午~
料金:3600円均一
登壇ゲスト:小林真里(映画評論家 / 映画監督)
愛知
2025年6月7日(土) 愛知県 伏見ミリオン座
チケット販売:2025年5月17日(土)18:00~
料金:会員 2800円 / 一般 3300円
伊藤潤二 コメント
正統的なスラッシャー映画の醍醐味がたっぷり詰め込まれているだけでなく、
ラストのあっと驚く意外な趣向が、この映画を独特なものにしていると思います。
しかもそのヒントが前半のいくつかのシーンに散りばめられていたことに気付いて、
その巧みなシナリオに唸りました。
阪元裕吾 コメント
これはすごい!!
スプラッターホラーを殆ど見ない僕でも、冒頭の叙述トリック(生首に〇〇〇させてたんかい!)から圧倒的に惹き込まれる! コントラストバキバキの絵に映えまくる! CGでは出せない温かみのある血飛沫!ここからあの傑作ワニ映画「クロール -凶暴領域-」に繋がるのかと、感慨深くなりました! 続けるもんですなあ!
三留まゆみ コメント
すべてにおいて容赦なし。暴走する愛情。飛び散る血しぶき。強引な展開も反則技もなんのその。アジャだから許す。アジャだからOK。われらがアジャの原点ここにあり。新世紀のフレンチホラーはここからはじまったのだ。壮絶な血まみれのラブストーリー(皆殺しの挽歌)に心して震えろ。
なんと今回は4Kで復活だ。あの興奮を4Kで、大スクリーンで、みんなで共有できるなんて! こんな日がくることを19年前の自分に教えてやりたい。長生きしてよかった!