丸の内TOEIのスクリーンや座席がグッズに!制作のためのクラファンが始動
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「さよなら 丸の内TOEI」クラウドファンディング企画の告知画像
7月27日に閉館する東映最後の直営劇場・丸の内TOEIの企画「さよなら 丸の内TOEI」。同プロジェクトの一環として、劇場で使用されてきたスクリーンや緞帳、座席シートをアップサイクルして数量限定のグッズを制作するクラウドファンディングが6月2日18時よりCAMPFIRE(キャンプファイヤー)で行われる。
返礼品として用意されているのは、座席生地をパッチワークしたスツール、スクリーンを再利用したカードケースなどの小物、緞帳を活用した巾着やクッション、座席札を使用して制作するラゲッジタグなど。また実際に使用されていた1点限りの座席やタイムテーブル、座席表のほか、「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」のフィルム缶も。劇場の記憶を手元に残せるグッズや、丸の内TOEIの裏側ツアーなどを含む支援者限定特別イベントへの参加権もラインナップされた。
なお6月30日までに支援した人の名前は、「さよなら 丸の内TOEI」の予告映像を再編集して制作する特別映像のエンドロールに掲載される。この映像は7月27日の閉館当日に劇場スクリーンにて上映されるほか、半年間限定でYouTubeでも公開される予定だ。
東映の代表取締役社長・吉村文雄は「この度のプロジェクトで制作するアップサイクル商品は、お手元で永く丸の内TOEIを感じていただけるように東映スタッフ全員から皆様へ感謝を表したものになります。これからも東映は引き続き皆様に愛していただける“ものがたり”を全世界に発信し続けてまいります。ご期待ください」とつづった。クラウドファンディングは7月31日まで行われる。
吉村文雄 コメント
1960年に開館いたしました丸の内TOEIは、いよいよ2025年7月27日を持ってその歴史に幕を下ろすこととなりました。
多くの俳優、スタッフが舞台挨拶に立ち、連日多種多様な映画を上映してまいりました本劇場の終焉にあたり、ご愛顧を賜りましたことに心より厚く御礼申し上げます。
この度のプロジェクトで制作するアップサイクル商品は、お手元で永く丸の内TOEIを感じていただけるように東映スタッフ全員から皆様へ感謝を表したものになります。
これからも東映は引き続き皆様に愛していただける“ものがたり”を全世界に発信し続けてまいります。ご期待ください。