「高畑勲展」新ビジュアル解禁、庵野秀明による「火垂るの墓」重巡洋艦摩耶レイアウトも
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「高畑勲展 ー日本のアニメーションを作った男。」メインビジュアル(火垂るの墓) ©︎ 野坂昭如/新潮社,1988
展覧会「高畑勲展 ー日本のアニメーションを作った男。」のメインビジュアルが解禁。会場の見どころ、来場者特典、チケット情報も発表された。前売り券は明日5月23日11時30分に販売開始となる。
アニメーション監督・高畑勲の生誕90年、彼がその人生に大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年が経過することを受けて開催される本展覧会。映画「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」、テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のセル画・背景画に加え、かつて「火垂るの墓」に原画スタッフとして参加していた庵野秀明が描いた重巡洋艦摩耶のレイアウト、樋口法子によるハーモニーセルが本展覧会で初公開となる。ハーモニーセルとは、絵画のようなタッチで描き込まれたセルを意味する。
また「かぐや姫の物語」の声のキャストである伊集院光が音声ガイドのナビゲーターを担い、数多くのアニメーション作品に出演している声優・玉川砂記子のナレーションとともに本展覧会を紹介。音声ガイドに加え、高畑やスタジオジブリと関わりのある映画監督・岩井俊二が展示作品に合わせて選んだ全5曲の公式プレイリストも楽しめる。音声ガイドは各チケット料金にプラス700円の金額で展開される。
さらに平日限定の来場者特典として、曜日ごとにデザインが異なる全5種の特製ペーパーケースが配布されることも明らかに。箱の中には、いしいひさいちが描いた高畑のイラストがあしらわれている。すべてのデザインは6月中旬頃に発表される予定だ。このほか、スタジオジブリ学芸室スタッフ・田中千義による解説付きナイトツアー、「ジブリの立体造型物展」半券割引キャンペーンなどの詳細は本展覧会の特設ページで確認を。
「高畑勲展 ー日本のアニメーションを作った男。」は、6月27日から9月15日まで東京・麻布台ヒルズ ギャラリーで開催。チケット情報の詳細は下記にまとめた。
高畑勲展 ー日本のアニメーションを作った男。
2025年6月27日(金)~9月15日(月・祝)東京都 麻布台ヒルズ ギャラリー
開館時間:10:00~20:00
最終入館:19:30
※6月27日から7月18日の火曜、日曜は10時から17時まで(最終入館は16時30分)
チケット情報
会期前(前売り券)
2025年5月23日(金)11:30~販売
一般:1800円
専門・大学・高校生:1500円
4歳~中学生:1200円
※音声ガイドはプラス700円
会期中(Web / 窓口共通)
一般:2000円
専門・大学・高校生:1700円
4歳~中学生:1400円
※音声ガイドはプラス700円